この夏、SD研究会の1年生は「木の家設計グランプリ2022」に取り組みました。
SD研究会では毎年この時期に、1年生に作図や模型制作、パソコンを使った様々なテクニックなどのスキルを一通り身につけてもらう目的で、設計コンペティションに挑戦しています。
5月から2年生のサポートを受けながら準備をはじめ、建築展を見学したり、さまざまな建築例を見たり、調べたりしながら検討案を作り、夏休みに入って図面やスケッチを描き、模型を作ってプレゼンテーションシートを作成、完成させました。
すべての作業が初めて体験することばかりでしたが、ほぼ毎日製図室とパソコン室に通いつめ、試行錯誤を重ねながら、全員で力を合わせて素晴らしい作品にまとめることができました。
完成した作品は、1年生が入学して5か月足らずで作ったものとは思えず、控えめにいっても大学3年生レベルくらいにはなっていると思います。
大変なことの連続だったと思いますが、最後まで全員で楽しそうに作業していたメンバーを大変頼もしく感じました。
建築は多くの人の協力がないと実現できません。
すばらしいチームワークで大仕事を成し遂げたメンバーは、それを体感できたのではないかと思います。お疲れ様でした!
▼木の家設計グランプリ2022公式サイト
難しい形状の屋根をどのように作るか、試作を重ねて検討しました。
メンバーそれぞれが寸暇を惜しんで作業に取り組みました。
天気予報をみながら、天気の良い日に撮影できるよう、予定通り模型を完成させました。真夏の暑い太陽光で、良い写真が撮れました。
製図室で撮影した夜景。実感のある精密な仕上がりです。