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AIエンジニアの仕事内容を徹底解説!どんなところで活躍できる?

AIエンジニアの仕事内容を徹底解説!どんなところで活躍できる?
⽬次
  1. AIエンジニアの仕事内容
    1. プログラム分野
    2. アナリティクス分野
  2. AI技術の5つの活用事例
    1. お掃除ロボット
    2. 自動運転技術
    3. 検索エンジン
    4. クレジットカード不正使用探知
    5. コールセンターオペレーション業務
  3. AIエンジニアの活躍の場
    1. AI技術を活用している企業
    2. AI関連の指導者・教育者
    3. 大学や研究機関の研究者
  4. まとめ

現代社会では、さまざまなサービスにAI技術が活用されています。こうしたAIを扱う人材をAI人材といい、これを開発する技術者はAIエンジニアと呼ばれます。

AI分野は今後も発展が見込まれていますが、あまり知られていない現状もあるため、AIエンジニアが実際どのような仕事を行なっているかイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、AIエンジニアの仕事内容と、現在どのような技術にAIが活用されているかを解説します。

AIエンジニアの仕事内容

AIとは、人間と同じような判断能力や学習能力を持つソフトウェアやシステムのことを指します。このAIを開発、運用するのがAIエンジニアの役割です。AIエンジニアが活躍する分野は、具体的には以下の2つに分けられます。

プログラム分野

プログラム分野におけるAIエンジニアは、個々のプロジェクトに応じた機械学習のシステム開発、プログラム実装を行ないます。

機械学習とは、近年のAI技術の核となる技術です。必要なデータをAIに与えて反復的に学習させ、パターンを導き出したり情報の特徴を分析したりします。AIエンジニアは、プログラムが自ら学習・分析するための実装を行なうため、高度な知識とプログラミングスキルを有する必要があります。


アナリティクス分野

アナリティクス分野では、おもにデータの解析や分析を行ないます。分析されたデータは企業の問題解決やサービス改善などをはじめとして、さまざまな用途で活用されます。アナリティクス分野のなかでも、その仕事の範囲によって、「データサイエンティスト」と「データアナリスト」の2種類に分類されることがあります。

データサイエンティストとは、ビッグデータなどから必要な情報を収集、抽出、分析し、求める結果を導き出す専門家です。その仕事内容は、企業が抱える課題の洗い出しとそれに必要なデータの定義から始まり、データ収集・分析・加工、その結果を使った課題解決までと広範囲です。そのため、エンジニアとしての役割のほか、コンサルティングやビジネスに関するスキルも必要となります。

データアナリストは、データの集計や現状分析などを行なう職種です。データサイエンティストもデータの集計などを行ないますが、データアナリストはより専門的にこの業務に携わります。データを解析・分析し、その結果からプロジェクトの目的達成への方針・方法を提案するのがおもな仕事です。


AI技術の5つの活用事例

AIの技術は私たちが日常的によく利用しているものにも使われています。ここでは、実際にどのようなものにAIが活用されているか、いくつか例を挙げて紹介します。


お掃除ロボット

お掃除ロボットは、内蔵されたセンサーによって障害物を避けながら掃除します。部屋の間取りや家具の配置などをデータとして設定することにより、同じ道を通らず効率的に掃除できます。また、掃除後にお掃除ロボット自身で充電器まで戻ることができるのも、AI技術によるものです。

自動運転技術

通行人、対向車、信号、標識などを認知したり、車が動き出す瞬間を察知したりする技術です。現在、人間同等の水準で認識・判断が可能な人工知能の研究開発が進められています。

自動運転技術は、人間が見落としがちな危険を察知してくれるうえ、人間と違って疲労や感情の乱れがないこともあり、事故率の減少につながると期待されています。

検索エンジン

Webサイト内に使用されているキーワードや記事の文字数、滞在期間、直帰率などの情報をもとにして、質が低い、有害、コピーされている、などといったコンテンツを見分けて検索結果から排除します。

これにより、検索エンジン全体が最適化されて、ユーザーがより便利に必要な情報を探し当てられるようになります。

クレジットカード不正使用探知

クレジットカード会員のカード利用パターンは、人工知能によって常時モニタリングされています。パターンから大きくずれた行動や不正使用と思われるような行動があれば、すぐさま利用者へ連絡が入り、不正利用を抑止します。

コールセンターオペレーション業務

日本のメガバンクでは、オペレーターのサポートシステムとして、IBMの人工知能Watsonが導入、活用されています。

この人工知能では、コールセンターに入った電話内での会話を解析し、確認事項と質問に対する答えを表示します。これにより顧客対応時間がおよそ20%削減され、オペレーター不足の改善と顧客満足度につながっています。


AIエンジニアの活躍の場

次に、AIエンジニアとして活躍できる場を紹介します。


AI技術を活用している企業

前章で紹介したような、お掃除ロボットや自動車の自動運転をはじめとして、金融や衣料メーカーなど、多くの企業でAI技術が活用されています。

また、AI技術を利用しているメーカーだけでなく、SIerや、AIシステム専門の開発会社など、AIに特化して研究している企業も多数あり、そういった場でもAIエンジニアは求められています。

AI関連の指導者・教育者

AIエンジニアは、求める企業が増えている一方、人材不足といわれている職種でもあります。そのため、今後はますますAI教育が一般化されていくと考えられており、専門学校や民間のスクールが増えていくことも予想されます。

AI関連の知識・技術は専門性が高く、独学では難しいのが現状です。AI関連の指導者や教育者となれれば、教育機関で活躍する道も大いにあるでしょう。

大学や研究機関の研究者

企業へ就職してAI開発を行なう場合、プロジェクトの営利目的に対する結果を求められることになります。これに対して、大学・研究機関で勤務すれば、営利目的でなくAI技術でどのような社会貢献が可能かを主体としてAIに関われます。

大学や研究機関には最新のAI技術の情報が入りやすいため、より高度な技術とスキルが求められるのが特徴です。


まとめ

AI技術は私たちの生活の隅々に浸透しており、今後もさらに活用の幅が広がっていくと見られる分野です。そのためAI人材に対する需要も増加しており、専門性の高い知識を習得すれば、企業や研究機関など多くの場で活躍が見込めるでしょう。

読売理工医療福祉専門学校クロスメディア情報学科はIT技術者になるための知識やスキルを体系的に学べる専門学科です。AIエンジニアにも必須となるプログラミング技術をはじめとして、基礎から最新技術まで幅広く触れていきます。将来的にエンジニアを志す方の知識習得の場として、ぜひご検討ください。

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