日本テレビグループのバックアップのもと、テレビカメラマン、照明、音声、MA、映像編集、美術、ビデオエンジニア、ADなど、テレビ番組の制作に関わるスタッフを目指す学科です。 放送映像学科では、あえて職種によるコース分けをしていません。 1年次は全員がカメラ、編集などさまざまな役割を担当し総合的な力を身につけ、2年次に希望職種に沿って専門性を深めていきます。いろいろな技術を学ぶからこそ、本当に自分に合う職種を見つけることができます。自分が一番伸びる分野は何なのかを探り、スキルを身につけていきましょう。
現役のプロが少人数制で直接指導
実習は1グループ15名前後、そこに最大3名の教員がついて指導します。教員はテレビ、映画の業界で現役で活躍しているプロフェッショナル。全員が機材や設備にじっくり触れて学べる少人数制で、確実に力をつけます。
日テレの有名番組を中心にプロの現場を体験
約1か月間にわたるインターンシップをはじめ、特別研修やアルバイトなど、在学中からプロの番組制作現場を経験するチャンスが豊富にあります。
日テレグループの会社などに就職率100%
本学科は日本テレビの番組制作に関わる会社を中心に、毎年多くの学生が就職しています。クオリティが高く安定した就職先を紹介できるのは、業界との強いつながりがあるからです。
TV番組制作に必要なスキルを総合的に学びます
テレビ番組の制作に関わる様々な職種を総合的に学びます。 番組制作の基礎、各機器の基本操作を学び、それらを活用して実践的な基礎訓練を行います。 随時インターンシップも始まり、プロの番組制作現場を体験します。 |
本人の希望職種に即して技術や知識を学びます。 希望職種に合わせた演習、卒業に向けて実践的な制作を行います。 |
私たちが皆さんをサポートします
技術や知識をマンツーマンで教えるのはもちろん、就職活動では親身にサポートする、熱く優しい本学科の教員です。
高梨 正利
長年日本テレビの番組カメラマン、チーフカメラマンを務め、現在、テクニカルディレクターとして活躍中。
「踊る!さんま御殿!!」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」
SMAP東京ドームライブ、福山雅治カウントダウンライブなど
番組制作においての技術職の醍醐味は、多数の人に視聴される番組を、自分が身につけたテクニックを駆使して作り上げていくところ。他業種ではなかなか味わえない面白さがあります。その楽しさを味わってもらえるように、人気バラエティや音楽番組などに近いシチュエーションを作って実習しています。
小中 和哉
「星空の向こうの国」で商業映画デビュー。「ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影」でウルトラシリーズ初監督。以降、監督・特技監督として映画・テレビシリーズ両方でウルトラシリーズに深く関わる。近年では福士蒼汰主演の「ぼくが処刑される未来(2012)」、土屋太鳳主演の「赤々鍊恋(2013)」などを監督。「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」が「東京ドラマアウォード(2015)」にて『J Series』賞を受賞。
放送映像学科では、放送、映像に興味があれば全くのゼロの地点から教えていきますし、私が現場で培った知識や演出技法も伝えていきますので、やる気があればどこまでも深く学ぶことができます。ぜひ、自分の可能性を試してほしいです。
斉藤 みゅん
2004年本校の情報テレビ学科(現在の放送映像学科)卒業。その後、番組制作会社にてバラエティ番組や音楽番組などの制作に携わる。2010年から本学科でアシスタントを務め、2013年より専任教員となる。ADとしての経験を生かし、番組制作実習や卒業制作実習を指導している。
テレビ番組はチームで作られています。現場では自分の仕事だけでなく、他のスタッフの仕事を理解し思いやることが大切です。本学科ではあえて職種によるコース分けをせず、いろいろな技術・知識を学びます。私たちがじっくり指導しますので、一緒に自分に合う職種を見つけていきましょう。
テレビ業界に就職するために必要な資格というものはありません。しかし「映像音響処理技術者資格認定試験」を持っていれば、映像・音響の基礎知識を持っている証明になり就職時に心強い武器となります。放送映像学科ではこの映像音響処理技術者資格認定試験を、参加校として全員が受験します。
インターンシップとは、実際の番組制作現場で、プロの仕事ぶりを肌で感じてもらうための実習授業です。日本テレビの人気番組をはじめとした実際のテレビ番組の収録現場で、数週間の職業研修を実施しています。プロとの仕事を通じて実践的なスキルを磨くことはもちろん、就職活動に必要な情報や適性を知るためにも役立ちます。インターンシップ先での頑張りが評価され、内定に繋がる事例も毎年多くあります。テレビ業界は定期的な採用を実施していない企業も多いため、こういった現場との繋がりが、自分の目標とする番組や会社で働くための大きなチャンスとなります。
他多数
小倉 聖矢
携わった番組:「世界の果てまでイッテQ!」「沸騰ワード10」「嵐にしやがれ」など
もともとカメラ志望で入学し、インターン先はヌーベルバーグのスタジオカメラを選択しました。インターン初日は知らないことだらけでとても緊張しましたが、CA(カメラアシスタント)の方たちに助けてもらいながらチームの輪に加われたように感じます。本番中はカメラのサポートでケーブルをさばいたり、ケーブル巻きもたくさんこなしました。授業ではあまりない現場ならではのとても良い経験になりました。将来はTVカメラマンとして演者の方々を面白く、あるいは美しく撮影したいと考えています。
権田 ありさ
携わった番組:「今夜くらべてみました」 「ポツンと一軒家」」
将来は、音声やPAなど音に関わる仕事に就きたいと考えています。そこでインターンシップは大手のオーディオ・プロダクションへ。普段の授業では学べないことも多く、とても良い経験になりました。特に印象に残ったのは、撤収の速さ。準備は入念、慎重に行いますが、収録が終わればさっと引き上げるスピード感に圧倒されました。また、テレビの現場はさまざまな人が協力し合って成り立っていることを改めて実感しました。
鹿嶋 一貴
「ドクターX ~外科医・大門未知子~」
「4分間のマリーゴールド」
私には将来、ドラマや映画の編集マンとして働きたいという明確な目標があります。そのためインターンシップでも、ドラマ編集に参加させてもらいました。現場で一番感じたのは、効率の良さです。連ドラの場合、オフライン作業は4~5日、オンライン作業は1日でやらなければなりません。短い時間でいかに速く正確に作業できるかが求められます。プロの現場を体験したことで、自分にどのような準備が必要なのかが明確になり、今後の参考になりました。
テレビ業界への就職を
強力サポート
有名な番組制作会社への就職実績が多いのは、日本テレビグループ全体が本校学生の就職をバックアップしている証です。日本テレビグループの番組制作会社をはじめ、テレビ業界の幅広いフィールドで活躍できるように、就職担当教員が学生の希望に沿って就職活動を指導しています。毎年高い就職率を維持しており、2019年3月卒業生の就職率は100%でした。
奨学金制度などを充実し、経済的な理由で進学に不安がある学生を支援しています。
※上記の金額の他に教科書・教材代等がかかります。
※2年次の納付金は、1年次の授業料、施設・維持費、実習費の合計に諸経費を加えた金額となります。
北原 佳奈
東京都立武蔵丘高等学校出身
将来、テレビ業界で働きたいと思い、日テレの全面バックアップがある読売理工に進学しました。また、オープンキャンパスに参加してみて、先生や学生の明るさが印象的でした。放送映像学科を選んだのは、まずはカメラや音声などいろいろなことを学んでから職種を決めようと思ったから。同じ考えの同級生も多く、学びやすい環境だと思います。実習では積極的に意見を出し合い、とても良い作品を完成させることができました。プレビューでも、それぞれの反省をみつけ、次回に向けて着実に成長している手ごたえがあります。
大上 栞
東海大学出身
内定先:(株)泉放送制作
大学では自然環境を学びましたが、興味があった放送業界で働きたいと思い、本学科に入学しました。初めはカメラ志望でしたが、次第に演出に興味が湧き、いまはディレクターを目指しています。
2年になると企画から撮影、編集まで実践を通して1年で学んだ基礎を深めていきます。演出志望の私は主に台本担当で、構成やセリフはもちろん、動きやカット割りまで決め、撮影後は編集にも立ち会います。卒業制作は夏休み前に企画が決まり、8月から10月まで台本を何度も推敲しました。11月にはキャスト、衣装、美術などを準備。作品づくりの大変さと楽しさを学びました。
現場ではカメラだけでなく音声や照明機材を扱うこともあります。
現在は首都圏での仕事が中心なので、今後は全国のイベント中継などを担当してみたいです。
報道中継のカメラアシスタントとして、ANNニュース、ワイド!スクランブル、報道ステーションなどに携わっています。報道中継はリアルタイムで事件や事故を伝える責任とやりがいのある仕事です。また、一般の人が入れないような場所で仕事ができるというのも魅力の一つ。築地市場の最後のセリを中継した時は、歴史の一コマに立ち会った喜びを感じました。音声や照明機材などのスキルを要求されることもあり、読売理工でのオールラウンドの学びが役立っています。TV業界は労働環境も改善されていて、新聞奨学生だった私は、今のほうが時間に余裕があるように思います。
4K、8K、360°カメラなど技術は日々進化しています。新しい機材が揃う環境でも良い仕事ができるように日々勉強しています。
収録の合間の時間を有意義に使い、リフレッシュするのも大切です。ちなみに僕の気分転換はディズニーランドに行くことです。
カメラマンとして日本テレビの「ZIP!」「メレンゲの気持ち」「世界の果 てまでイッテQ!」などに携わっています。それぞれの番組や各回にマッ チした映像を現場で判断し、捉えていくのが醍醐味です。想定以上の画 が撮れたり、演者さんとの連携がうまくいった時の喜びは大きいです。すで に後輩が多い年齢になり、食事会などで経験を伝える機会も増えてきました。 逆に後輩からの情報で最新の技術や機材について知ることもあります。最近はスイッチ ャーとしても収録に携わっています。今後はこのポジションでも活躍していきたいです。
土志田 紗奈さん
卒業:2018年 放送映像学科
就職先:(株)日放
「関ジャム完全燃SHOW」「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」ほか
研修では先輩につきましたが、現在は基本的に一人。フロア音声 として、ピンマイクやガンマイクを使用して出演者の声を視聴者 に届けます。場合によりPAも行います。拾いにくい声をガンマイ クできれいにフォローできた時などに喜びを感じます。悔しいこ ともあるけれど、それをバネにして頑張っています。
山田 麗香さん
卒業:2016年 放送映像学科
就職先:(株)白川プロ「ニュース7」などNHKのニュース全般
NHKのほぼ全てのニュース番組に携わっています。一つのニュースでも多数のスタッフと作るため、コミュニケーション能力が重要な職場です。何をどうつなぐか編集マン自身が考えるので、 自分が編集したものがほめられることが何よりも嬉しいです。視聴者の心に残るニュースを作りたいと思っています。
別井 晴香さん
卒業:2016年 放送映像学科
就職先:(株)イカロス
NHK BSプレミアム「ダークサイドミステリー」「ザ・プロファイラー」ほか
ADは正解がない仕事であり、臨機応変に対応することを心掛けています。他の職種のスタッフが何をしていて、どこに気を配れば現場がうまくいくのか、 読売理工で技術についても学んだことが役立っています。「一緒に仕事ができてよかった、またやろう!」と言われると嬉しく、達成感を感じます。
大野 誠さん
卒業:2012年 放送映像学科
就職先:(株)ベクスハウス
「Oha!4 NEWS LIVE」「news every.」「news zero」ほか
日本テレビ本社の報道スタジオでVEを担当しています。学生時代の番組制作実習で学んだことを ベースに、映像システムを構築したりトラブルに対処したり、毎日全力投球しています。何より、全国ネットのニュース番組を視聴者に届けることに貢献できているのが喜びです。
柳沢 竜也さん
卒業:2006年 放送映像学科
就職先:(株)バスク「アライブがん専門医のカルテ」「モトカレマニア」「監察医 朝顔」「ラジエーションハウス」「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」ほか
連ドラや映画のオフライン編集に携わっています。連ドラの場合、1クールごとに新しいドラマと出会え、編集で物語が形になっていくのが毎回楽しみです。見る人に楽しんでもらうには、作る人 が楽しむことがとても大事です。一方、放送スケジュールが決まっているので、体調管理にはとても気を使っています。
植月 浩司さん
卒業:2004年 放送映像学科
就職先:(株)メディアミックス「ニュース7」「ニュースウオッチ9」「サンデースポーツ」ほか
入社から数年経ってからENGのカメラマンになりました。プロ野球、サッカー(Jリーグ・日本代表戦)、大相撲、フィギュアスケート、体操など主にスポーツの現場で競技の撮影をしています。狙って撮った映像がニュースで使用されたり、記録達成の瞬間に立ち会えたりすることが喜びであり、やりがいです。
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