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【臨床工学系学科】有吉先生の研究が日本人工臓器学会平成30年度グラントに採択されました

本校臨床工学系学科 有吉洸希先生の研究「遠心分離を利用した体内埋込式人工腎臓の開発」が、日本人工臓器学会の平成30年度グラントに採択されました。
この研究は、体内埋込式人工腎臓の実現により、血液透析治療が必要な患者を維持透析治療から解放することを目的としています。
有吉先生のこの度の受賞を教職員一同心よりお祝い申し上げます。

「遠心分離を利用した体内埋込式人工腎臓の開発」」研究概要

現在、日本では約 32 万人、世界中に推定 260 万人の維持透析患者が血液透析治療を受けている。
一般的な血液透析は週に 3 回通院し 1回 4~5 時間の治療を受けることになる。
また、太い留置針を使用した穿刺による痛みや、飲水制限も厳しいため、患者の受けるストレスは多大である。
本研究が実現すれば、患者体内で治療を行うことができ、長時間治療や飲水制限、穿刺痛など治療のストレスを大幅に軽減することができるはずである。


日本人工臓器学会Webサイト