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医療・福祉 : 業界・進路お役⽴ちコラム

介護福祉士のおもな就職先と就職を成功させるポイント

介護福祉士のおもな就職先と就職を成功させるポイント
⽬次
  1. 介護福祉士のおもな就職先
    1. 特別養護老人ホーム
    2. 介護老人保健施設
    3. 介護付き有料老人ホーム
    4. 訪問介護事業所
    5. 通所介護事業所(デイサービス)
    6. グループホーム
    7. 障害者支援施設
  2. 介護福祉士の就職先の探し方
    1. 学校・講座の施設実習
    2. 求人サイト・エージェント
    3. ハローワーク
  3. 介護福祉士の就職を成功させるポイント
    1. 仕事内容
    2. 給与・福利厚生
    3. 人間関係
  4. まとめ
    1. 読売理工医療福祉専門学校の医療系学科

国家資格を有する介護福祉士は、多くの介護現場で重宝されています。介護業界は慢性的な人手不足にあり、介護福祉士も不足しているため、比較的就職しやすい業種といえるでしょう。

しかし、就職先を慎重に探さないと、自分に合っていない職場だということに就職してから気付き、後悔することになりかねません。そこでこの記事では、介護福祉士のおもな就職先や求人の探し方、就職を成功させるポイントを解説します。

介護福祉士のおもな就職先

介護福祉士のおもな就職先は次のとおりです。

  • ・特別養護老人ホーム
  • ・介護老人保健施設
  • ・介護付き有料老人ホーム
  • ・訪問介護事業所
  • ・通所介護事業所(デイサービス)
  • ・グループホーム
  • ・障害者支援施設
  • 就職先の特徴をそれぞれ紹介します。

    特別養護老人ホーム

    特別養護老人ホームは、身体もしくは精神に著しい障害のある65歳以上の方が入所する介護施設です。要介護3以上(または特例の要介護1・2)の高齢者が入所でき、終身介護を受けられます。施設で生涯を終える方が多く、利用者が穏やかに生活できることを重視しているのが特徴です。

    利用者へのサポート内容は、以下のように多岐にわたります。

  • ・トイレや入浴、食事などの身体援助
  • ・レクリエーションの実施
  • ・外出や地域活動の支援
  • ・(緊急対応)
  • 介護老人保健施設

    介護老人保健施設は、要介護認定を受けた高齢者がケガや病気で退院したあと、リハビリテーションなどを通して自立した日常生活へ復帰するための施設です。施設では高齢者のサポートを行ない、レクリエーションも交えながら健康や身体機能の回復を促進させます。

    だいたい3~6ヵ月を目途に自宅復帰できるよう、サポートを行なうのが役目です。

    介護福祉士養成施設とは、厚生労働大臣によって指定された学校を指し、4年制大学・短期大学・専門学校などが該当します。

    介護付き有料老人ホーム

    介護付き有料老人ホームは、民間企業が運営する高齢者入所施設で、有料施設のなかでも多くのサービスを提供している施設です。利用者の要介護度やニーズに合わせたサービスを提供しており、一日中職員が常駐してサポートしています。

    介護認定に該当しない高齢者が入所できる施設もありますが、介護福祉士は要介護者を受け入れる介護専用施設に配属されるのが一般的です。

    訪問介護事業所

    訪問介護事業所は要介護者の自宅を訪問し、身体援助や生活介助などのサポートを行なうサービスです。介護福祉士か訪問ヘルパーが要介護者宅へ訪問しますが、介護福祉士はサービス提供責任者として訪問ヘルパーのまとめ役となることが多いでしょう。

    通所介護事業所(デイサービス)

    通所介護事業所(デイサービス)は、日中をメインに自宅で生活している要介護者を施設へ送迎し、入浴や食事、生活のサポートを行なう施設です。利用者が充実した時間を過ごせるよう、レクリエーションを充実させている施設もあります。

    デイサービスは介護福祉士が中心となって業務を行ない、基本的に夜勤はありません。

    グループホーム

    グループホームは、認知症があって、病気や障がいで介護が必要な方が、介護福祉士からのサポートを受けつつ共同生活する施設です。自立した生活を送れるように利用者の状態に合わせたサポートを行ない、地域社会に溶け込む生活を目指します。

    障害者支援施設

    障害者支援施設は、事故・病気による後天性の障がいや先天性の疾患で障害があり、常時介護が必要な方を受け入れる施設です。

    身体介護や利用者の健康管理、生活サポートがメインです。利用者の状態に合わせた支援を行ない、少しでも自立した生活が送れるようにサポートします。

    介護福祉士の就職先の探し方

    次に「介護福祉士の就職先の探し方」について解説します。就職先の探し方には、おもに以下の3つが挙げられます。

    学校・講座の施設実習

    介護福祉士国家試験の受験資格が得られる大学や専門学校、福祉系の高校では、介護施設などで行なう実習があります。その施設実習の際に、自分に合った就職先を見極めることが可能です。

    求人サイト・エージェント

    求人サイトや就職エージェントを利用すれば、数ある求人から自分に合った就職先を選ぶことができます。自分が希望する条件を絞ってすぐに探せる点も、便利です。

    また、求人サイト・就職エージェントのいずれも基本は無料で利用できるため、手間とコストの両方を抑えられます。

    ハローワーク

    ハローワークは、厚生労働省により運営されている職業紹介所です。その地域の求人をおもに取り扱っているため、家からあまり離れないところでの就職を希望する方に向いているでしょう。

    ハローワークも自分に合った求人を検索できますが、求人サイトや就職エージェントよりも求人情報が少ないというデメリットがあります。

    介護福祉士の就職を成功させるポイント

    介護福祉士の就職を成功させるには、どのようなポイントを押さえておくとよいのでしょうか。成功させるポイントとして、次の3つを解説していきます。

    仕事内容

    介護福祉士の仕事内容は施設や職種によって異なるため、施設ごとの仕事内容はしっかり確認しておく必要があります。仕事内容の確認を疎かにしてしまうと、「実際の仕事内容が、自分が思っていたものとかけ離れていた」という状態になりかねません。

    自分がどのように働きたいのか、どのように活躍していきたいかを明確にしておくとよいでしょう。

    給与・福利厚生

    給与や福利厚生などの待遇は、仕事をするうえでのモチベーションに大きく影響してきます。そのため、研修制度や休暇制度の充実度も大事な判断材料です。

    自分の希望がすべて当てはまるような求人は、そうそう見つかるものではありませんが、自分の希望に近い就職先であれば見つかる可能性があります。より自分の希望に近い職場を選びましょう。

    なお、給与や福利厚生の面でわからないことがあれば、会社説明会や面接時に質問して疑問点をクリアしていくことが大切です。

    人間関係

    働きやすい職場の条件として切り離せないのが「人間関係」です。職場の人間関係は働きやすさに直結するといっても過言ではありません。介護職の離職理由の一つに人間関係が含まれているため、「いかに良好な人間関係を作れるか」も大きなポイントとなるでしょう。

    他職種との連携やスタッフ同士の協力関係、利用者の表情などを事前にチェックし、「どのような雰囲気の職場なのか」を判断するとよいでしょう。

    まとめ

    介護福祉士は現在売り手市場で、多くの訪問介護事業所や介護施設で求められている人材です。数多くの求人情報があるため、しっかりリサーチせずに就職してしまうと、思い描いていたものとは違った施設に就職してしまうおそれがあります。

    事前に自分が求める条件を明確にして、理想に近いところへ就職することが大事です。介護福祉士を志している方は、ぜひこの記事を参考にして就職活動に励んでみてください。

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