実はレタリング検定*4級という資格(?)を持っています。
当時の先生が、この検定試験を主催している会の会員だったので、
授業の中でこの検定について紹介されました。
レタリングとは、文字を描く技術…とでも言うのでしょうか?
はじめに骨格にあたる文字を書いて、それに肉付けしていくのですが、
肉付けの仕方によってゴシック体や明朝体に成長(?)します。
この二種類は基本的な書体になるのかなぁ?
真っ先に習いましたし、課題もゴシックと明朝でしたね~。
正方形を書いて、それに文字を書いて肉付けしていくのですが、
今でもマスに収まるような文字を書いています
要領は、小学校の「かきかた」と同じです。
升目に十字をうっすら書いて、それに収まるように書くのですが、
骨格にあたる部分は人間の手で書く訳ですからそこに個性が出ます。
一応のキマリゴトはあるけど、細かいところは個人の技量です。
ゴシック体の場合は、骨格を中心に均等に肉付けします。
角や払いも、ほぼ均等に肉付けします。
明朝体の場合は、横線と縦線で太さも違うし、
とめやはらいの表現には、一応のキマリゴトがあります。
文字の形は、筆文字っぽく格好をつけてみましたって感じの書体です。
レタリング検定の実技試験は、その場で文字を書くのですが、
1級の実技試験になると、商品ロゴや企業ロゴみたいなのをその場で描きます。
(私が受験したときに、同時に1級・2級の試験が行なわれていたんですよ)
実技試験は、当然手描きです
文字の線(塗り)と空間(余白)とのバランスが、文字の美しさを左右します。
けど、そのバランスこそが描く人の個性なんですよ~
たかが文字、されど文字、文字がないと世の中成り立ちません!
そんな訳で、文字の形にも、ちょっと注目してみて下さい。
微妙に違ったりして、個性があるんですよ~~。
レタリング検定→(財)実務技能検定協会の主催する検定試験