今日は卒業式でした。
みんな、華やかな格好で読売ホールに吸い込まれていきます。
卒業式は、
専門学校読売自動車大学校と合同で行います。
姉妹校とはいえ、学ぶ内容も場所も違うため、
入学式・球技大会・卒業式でしか、
学生同士が顔を合わせることはありません。
だけど、なんとなく雰囲気でわかります。
入学して最短で2年で卒業。
その2年の間に、それぞれの専門分野を学びます。
そして、学ぶうちにその「雰囲気」も身につけてしまうようです。
マスコミ制作学科は、
動き始めたばかりなので卒業生はまだいません。
でも、この様子を写真におさめるために、
写真の撮影実習を行いました。
撮影実習といえば、
放送映像学科の1年生は、この時がデビューとなります。
2年生の補佐から、今度は自分たちが中心です。
教える先生方は同じでも、
学ぶ学生たちには学年ごとの個性があります。
「個性」とは、なにも「個人」だけのものではありません。
技術は受け継ぐ事はできます。
でも、「個性」は反映される事はあっても引き継ぐ事はできません。
だって、
「今日は黄色が好きだけど、明日は青が好き!」
なんて人はいませんよね?そういうこと。
写真の撮影も同じです。
ファインダーを通した先に、その人の個性が光ります。
学校は通り道で、
「卒業」は乗換駅でしかありません。
その先が、どこに続いているのかは、
その道を歩む一人一人にしかわからないし描けません。
来年の今日は、
今、撮影をしている学生たちが撮影される側に回ります。
今、卒業生を見送っている学生が見送られる側になります。
そのバトンタッチが行われるのが「卒業式」なのです。
それを、何度も何度も繰り返して、歴史が綴られるのです。
本校も、今年で40周年です。
このバトンタッチが、40回繰り返された・・・ってコトです。
これもちょっとしたロマンだよね
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