巣立ちの日

みなさんこんにちは

先日の地震の影響で、

本日の卒業式は中止となり、

卒業証書の授与式のみ行われました。

避難している学生もいる中、

今日のこの日にやってくる学生のために、

お祝いとハナムケの言葉を・・・と思いつつ。

ただ、昨日の大停電になっても・・・ということで、

卒業証書の授与式が終ったら、

すみやかに学生を帰すように・・・との指示。

だけど、

読売理工医療福祉専門学校は、

留学生も多く在籍しています。

何を意味するかというと、

これで最後のお別れになる学生も多いということ。

同窓会をしようにも、

その為に・・・という人は、いったい何人いるのだろうか?

私なりのお祝いと、

「卒業式」とその後の「うちあげ(謝恩会ではなく)」に変わるイベントを・・・

それでお祝いは、

手作りの品を・・・ということで、

没になった人形達に出勤してから目を描きこむ。

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それであとは・・・と思い考えついたのが「お茶会」

主任は、おいしい台湾茶をいっぱい持っている。

「お茶会」なら無理のない時間で、

学校の中でも行える!!

事務の方にお湯飲みを借り、

非常勤の先生にお菓子を頼み・・・

「お花はありますか?」

「お、お願いしますぅ~」

そんなてんやわんやで始まった卒業お茶会。

まだまだ余震が続き、

停電があったり、

実家が被災していたり、

電車の不安もあったり、

いろいろな不安があるはずなのに、

それらがすべてウソみたいに和やかな時間が流れた。

お酒がなくても、

このような会はできるんだというのに驚いた。

そして何より、

その間に流れていた時間がとても良かった気がした。

卒業生にありがとう、

駆けつけてくれた非常勤の先生にありがとう、

協力して下さったみなさまにありがとう。

きっと、

今一番元気になるものは、

こうしたみんなとの他愛のないおしゃべりなんだと思った。

そこに、

おいしいお茶とお菓子があったら最高