基本ルール

初めてDTPのお仕事をしたときの話。


見本として、前任者が編集した冊子と一緒に、


まだ手付かずのデータを預かった。


 


???どうすれば良いの???


 


そんな訳で、見よう見まねで紙面を作って出力


ダメダシの嵐ぃ~~


 


文字の大きさ、行間*、キャプション*の入れ方、フォント・・・


 


それなら先に言ってよぉ~と思いながら直し。


 


文字が中心の書籍だと、読みやすさに加え、


全部のページの印象が変わることなく、


文字がおさまっていない体裁が悪いのです


そうとは知らず、私は工夫を凝らして一生懸命詰め込んでしまいました


 


どうやって詰め込んだかと言うと、


フォントサイズを変え、縦横比を変え*・・・やり繰りしたのにぃ


 


確かに、パラパラめくってみると違和感が


 


ついつい、見開き*とかだと全体のバランスって失念しちゃうんですよね


あとは、周りの余白とのバランスとか・・・。


 


見せるたびに注意されるから結構凹みましたけどね


 


そんな時に言われたんですよ。


 


新人さんが完璧だったら、何年もやってるこっちはどうなるの?


そっか!怒られることも新人の仕事なんですね


反省することもね


 


そうそう、最初は色々やってしまうものなんですよ。


社会に出てから、結構失敗するのって怖いですよね。


そのために、学校でたくさん失敗しておいて下さい。


 


それでも失敗してしまったら・・・きっちり対応をすればいいのです


 


私の場合は、マニュアルメモみたいなのを作りました。


メモを取っておけば、迷ったときに困りません。


あと、すかさず聞く勇気(これはいまだに持てないけど)


確認することは、失敗を防ぐ最良の方法のひとつです。


タイミングを見計らうのが大変なんですけどね


 


この時期って、結構、いろんなことが見えてきて、


自分が嫌になったり、会社が嫌になったりする時期なんですよ。


オータムブルーって言うのかな?


なんとなくセンチメンタルになる時期なんですよね


 


そんなときは焦らず、もしもしカメで乗り切りましょう


 


反省しないとダメなになってしまうのでお気をつけあれ


 


行間→文字列と文字列の間の空間


キャプション→写真や図の説明文や名称


(文字の)縦横比を変える→「チョウタイをかける」と言います


見開き→2ページ開いた状態でヒトククリと考える場合によく使う