ケチつけます

あはは、さんこれ違う~やり直し!


 


原稿は、データとは限りません


出力したものであればまだ良いのですが


手書きの解読不能に遥かに近い原稿も


 


こうなったら、古文書研究にさも似たり


前後の文章から判断したりで、


それらしい文字からそれらしい言葉を導き出します


 


とはいえね、なかなかどうして入力の際に、


細かいところを間違えちゃったりもするわけです。


その間違いが無いか、


クライアントさんに渡す前に確認することを社内校といいます。


ここで手を抜いてしまうと、信用をなくしてしまいます。


結構慎重にやるのですが、思い込みって怖いもので、


「なんで?」というような見逃しもあったりします


 


怖い怖い・・・


 


だから修正箇所が見つかったときは、


「ラッキー」と思うようにしていました。


 


それでも見逃してしまう時があるのよね。やっぱり節穴かしら

なんちゃって夏休み

本校も夏休みがあけまして・・・ゆるゆると業務が再開しています。


 


制作会社の夏休みもさまざまで、


表立っては「○日~×日まで夏季休業と・・・」と、


方々にお知らせするのですが、


電話に邪魔されず、のびのび仕事ができるから・・・


との理由で出勤する人も結構います。


 


・・・本当に、夏休みしている会社も勿論ありますけど・・・


 


とはいえ、それを知ってか知らないでか電話が鳴ったり


この場合、その電話に出るかで無いかは自由なのですが、


出てしまえば出勤がばれるし、


出なければ重要な用件を聞き逃すことにもなりかねないし


 


り~んり~ん


むむっどうしよう(と、心でつぶやきながらを見つめる)


り~んり~ん


出るべきか・・・出ざるべきか・・・


り~んり~ん


あぁ、でもやっぱり出るべきよね(と思ってに手を伸ばすと・・・)


ただいま留守にしております。発信音の後に・・・


休みなんだから出なくていいよ。


・・・早く言えよ・・・(と、心の中で悪態をつきながらをみる)


 


 


「お休み」なのに電話してくるのは営業さんぐらいなんだって


 


 

カタログ写真

商品カタログを作成したときのお話


 


某治療器具の商品カタログの撮影に立ち合わせて頂きました。


とはいえ、商品が大きくて高価なことと、


予算の都合でスタジオではなく、社内の一角での撮影。


 


この時もそうだったのだが、


撮影ってある日突然やってきたりすることもあったりで・・・


 


この日は、上司の思い付きみたいなもので、


「どうせパンフレットの作成はさんがやるんだから・・・」


と、当日になって連れて行かれたのでした。


 


カメラマンと、モデルさんと合流して、商品の待つ会社へ


 


商品写真は、切り抜いてしか使わないので、


なるだけ壁だけの状態を作って撮影。


 


モデルさんも、慣れたもので次々と笑顔でポーズを作ってくれる。


 


こちら側の説明が足りなかったみたいで、


治療器具って感じにはならなかったけど・・・まぁまぁ・・・


 


後日、撮影データを受け取って作成していたら・・・欲しい形が無い!


やってしまいました・・・


色を変えたり、合成したりでそれらしい写真に加工しましたけど


 


このときの上司は、ラフを描いて綿密に打ち合わせて・・・


というタイプではなかったので、まさしくフィーリングとヒラメキ


私も、この時は特に深く考えないで指示出しをしていたので、


ちょっぴり困ったチャンな事態が起きてしまいました


 


結果的には、クライアントさんからは喜んでいただけましたけどね


 


終わりよければすべて良し?

適性画像

初めて担当した雑誌で、初めてレイアウトをした時のお話。


 


雑誌といっても、一般に出回るようなものじゃないんだけど・・・


 


慣れないソフト*で、本を見ながらどうにかこうにかレイアウト*を決めて、


写真もそれなりに見やすくして・・・


結構頑張ったつもりだったのに・・・赤いっぱい


 


見せたい写真と、捨て写真*のバランスが悪いって


 


文章を読んで、ここが大切かな~と思った写真でも、


必ずしも見せたい写真じゃなかったり、


思ったほどの大きさが取れない写真であったり。


 


その前に、見せたい写真と捨て写真の見分け方が良く分からないし


キャプション*の入れ方とかも、良く分からないし


 


暗中模索、手探り状態で紙面を作っていました。


 


本来なら、きちんと引継ぎがあるはずなのですが、


私の前の担当者は、病気でそのまま退社してしまったためとかで


細かいところの指示までは、引継ぎが無かったんです


 


クライアント*さんが、心広き人で助かりました


 


慣れないソフト→このとき初めてInDesignを使ったのです


レイアウト→写真の位置や文の入る場所といった紙面の構成


捨て写真→穴埋め的な写真 無理して入れる必要の無い写真


キャプション→どこの何などといった写真や図の説明文


クライアント→お仕事の依頼主・お客様

感動の名刺

初出勤の日、自分の机を見ると早速名刺が置いてありました


社会人になったな~と、しばらく眺めていました。


 


が、これには訳があったのです。


 


小さな制作会社だったので、新人であろうと担当を任されます。


私の場合は、研修と実務が同時進行だったのです。


レイアウトに変化の無い機関誌と、これからスタートする書籍の制作。


 


私の出勤日に合わせて、書籍の打ち合わせ日が設定されていたのです


 


あ~びっくり


 


ご挨拶と打ち合わせの内容を書き留める。


これが精一杯でした。


 


人手が少ない会社では、研修を兼ねて実務ってこともあります。


それは、研修のためだけに時間を割けないからです。


 


じゃあ、新人はどうすれば良いの


 


そのための学校です。


学校では、制作に関する基本的なことも教えます。


それよりももっと大切なのは、何か起こった時の問題解決法です。


そのための教科書であり、


そのための日々の授業であり、


そのための先生方なんです。


会社に入ったら、自分で学んでいくしかありません。


とはいっても、会社によって細かいルールは違います。


それで迷ったときは、すかさず先輩を頼りましょう。


そういう期間が研修期間です。


 


あら?今日はちょっぴり偉そうだったかな


 

浴衣と着物

仕事とは関係のあるような無いような・・・


 


着物の本の制作に携わっていた時のお話。


 


日本人なんですけど、着物なんてめったに着ません。


浴衣は花火やお祭りの時は、頑張ってきますけどね


それで、1日クライアントさんの所におコモリで着付けの練習


結構これが大変でした


浴衣と着物も、形は似ているけど目的が違うので、


やっぱり着方などが変わってくるのです。


 


書籍も目的によって、紙面の作り方などが変わってきます。


一番極端なのが、縦書きか横書きかで本の開き方が変わります。


本の開き方が変わると、視線の流れが全く変わってしまうからです。


国語の教科書と英語の教科書を試しに並べてみて下さい。


ね?明らかに違う点があるでしょ?これが大切なんです


 


花火の季節は浴衣の季節今年はまだ着ていないなぁ~

体験に来てくれてありがとう!

昨日は、遠いところから体験に来てくれてありがとうございました


 


フォトショップを使って写真の色調整や、


美肌フィルターを実際に使ってみたり・・・!


最初はドキドキだったけど、


「ためになりました。」との言葉が嬉しかったです。


 


色調整や、写真の配置などは、


みんなの性格がでてちょっぴり楽しかったです


 


さてさて、体験入学は時間が限られています。


短い時間でも、ちょっと身につくメニューを考えています


なので、遠方の人は旅行のついでにお立ち寄り下さい


 


何気にね~東京タワーが近いのよ

取材の心得

これは学生時代の話


 


学園祭で講演会をして下さった先生に取材に行ったときの話です。


講演はもちろん傍聴し、内容などを逐一メモをしていました


(基本的にメモ魔なんですけどね


 


講演が終わって、取材に参りました。


一応、質問の内容とも言えないものは先輩が用意していたのですが、


何をどう尋ねれば良いのかが見当つかず


どうにか取材も終わり、記事を書いてアップして・・・。


 


数年後、ある記事を読んで背筋が・・・


 


講演にいらっしゃった先生との思い出話のような記事だったのですが、


記事を書いた方も、やはり先生を取材されたようでその時に・・・


 


「取材するのなら、


下調べして予備知識を身につけておくのが礼儀だろ


と怒られちゃいまして・・・(以下略)・・・


 


などという記事を発見


・・・学生で良かった・・・


 


取材をする上で、相手の本音を引き出すことが重大任務


その大切な部分を引き出すためには、


やはり先方について知っておくことはとても重要ですし、


知識がないと話題を広げることはおろか、理解することもできないのです


つまり、相手についてある程度の知識で持って、


よき聞き役に徹することが重要なのです


 


取材上手は聞き上手恋愛にも通じるかもよ


 

解像度のワナ

携帯で写真を撮るのが当たり前


これが、思わぬ弊害(?)を招いているのです


 


クライアントさんから、原稿と写真を預かりました。


「しゃしんはこれに入っているから」


営業さんに渡されたのはminiSD


恐る恐る中を見てみると・・・やっぱり


携帯で撮影した店内の写真が入っていました


 


写真はみんな一緒・・・ではありません


 


携帯やパソコンで見れる写真の解像度*と、


印刷で使える解像度では全く違うのです


 


ということを、クライアントさんに説明するのに時間がかかりました。


言われたって判らないよね~。


 


携帯で印刷向けの写真を撮影するときは、


モードを変えるとオッケー・・・なこともある。


 


文明が進むと、ヘンな問題出てくるよね~


 


解像度→絵や写真の密度。拡大して粗が見える度合いのようなもの

絵合わせ物語

本日体験入学です


お題目は「絵合わせ物語」・・・ってなに


 


印刷物は、印刷機にかけて印刷するのですが、


書籍の場合は、大きな用紙に印刷します。


つまり、数ページ分を一気に印刷するのです


 


ところが、これが意外とクセモノなのです。


中綴じ*の場合、とっても気をつけないといけないことが・・・


 


その実践的研究ってことで、この先は実際に足を運んで確かめて下さいな。


皆さんのお越しをお待ちしています


 


中綴じ→見開きで印刷して真ん中でとじる製本法