オリジナルドリンク考案?!

円筒形のシンプルなパックの飲み物を、

まずはスケッチして、今度はそれのラベル作り。

 

実際に巻いてみて、それを元にポスターなんかを制作予定。

本当は、オリジナルドリンクを考えてもらうつもりだったけど、

それはまた今度ということで。

 

 

まったく関係ないですけど、

お米の飲み物があるのをご存知ですか?

ライスドリームというヤツなんですけど・・・。

お米のとぎ汁を少し濃厚にして甘くした飲み物です。

 

お米を炊いて食べる文化って、実は少ないってご存知でした?

今は、健康ブームでお米(米粉)を使ったものが増えていますけど、

アジアではココナッツミルクなどと一緒に煮たりして、

スイーツとして食べる文化がもともとあるのです

ところ変わると、いろんなことが変わるんですね

 

京都の生八橋も、もともとはお米のとぎ汁からなんですよ

 

そういえば、小さい頃は、ご飯をつけばお餅になると思っていました

そう考えると、変化自在不思議な素材なんですね~お米って。

 

ドリンクのラベル、どんなデザインに仕上がってくるのかな??

 

ひな祭りと日本色

今日はひな祭りですと同時に耳の日でもあります


「3」の形が耳に似ているからですって。


 


似ているといえば、印刷物の原稿につける「トンボ」も、


形が蜻蛉(とんぼ)に似ているから・・・なんですよね。


 


日本の色の名前は、そのモノに由来するものが多いです。


桃色はモモの花の色、桜色はサクラの花の色、


若草色は生えて間もない草の色、


若竹色は筍(たけのこ)と青竹の間のみずみずしい色、


山吹色、躑躅(つつじ)色、ひよこ色・・・などなど。


 


そして、その色に願いや象徴を与えたり。


 


ひな祭りの菱餅(ひしもち)の色にも意味があります。


桃色→春の訪れ、花の色


白色→初春の融けはじめの雪


草色→雪の下でも、しっかりと芽吹き春の訪れを待つ草


 


それで・・・


今は食紅とかで色をつけてしまうけど、


食紅がない時代は何で色をつけていたのでしょう??


 


桃色は、桜海老の色


草色は、蓬(よもぎ)の色


 


そう聞いて、小さい頃に試したことがあります。


桜海老の桃色は、黄色がかった優しい桃色になるんですよ


そして・・・海老の風味がきいていておいしいのです


 


ちなみに、「紫色」が高貴な色とされたのは、


その色を得るために必要な「」がなかなか手に入らないからなんだとか。


 


色って不思議ですよね。


 

東京タワー

今回は、マスコミとは全く関係ない話


 


仕事をしていると、なかなか思い切らないと旅行にも行けません


それで、代わりににゃらん*に旅してもらっています。


 


昨日は2月22日。ニャーニャーニャーで猫の日


私の代わりに旅しているにゃらんは東京タワーに行っていたようです。


近所まできていたのなら、カツブシと甘いミルクぐらいご用意したのに


目的地を設定すると、行く先々から絵葉書が届きます。


そして、目的地に到着したらお土産をくれるのですが、


うちのにゃらんのお土産に占める食べ物率が80%


・・・チョット複雑な心境・・・


 


本校からも東京タワーは見えます(4階以上昇らないと厳しいけど


東京タワーの最寄り駅の隣の駅が本校の最寄り駅。


ちょうど、そのあいだ辺りに東京タワーはあるので歩いて行けます。


(実際に行ったこともあるし・・・)


 


フリーで旅行の記事を書く時は、写真なども自分で撮影する必要があります。


けど、取材じゃなくてもカメラは大抵持って行きますけどね。


自分で撮った写真は、自分の制作用の素材としてストックしておきます。


写真を使う場合、肖像権や著作権など、


気に留めておかないといけない事が多々あります。


その点、自分で撮影した写真については、


被写体によっては著作権を気にせずに済みます。


あと、旅先で食べたものなどは、物撮り(ぶつどり)*の練習を兼ねて撮影します。


思い出にもなるし、素材にもなります


 


そんな訳で、マスコミ制作学科ではカメラでの撮影の授業ももちろんあります。


目的によって、撮り方も違いますから。


 


もしも、猫に肖像権があったら・・・間違いなく訴えられているかも


 


物撮り→主に商品の紹介用の撮影。切抜きを想定して背景は単色で行なう。


 


にゃらんとは?


リクルート発行の旅行雑誌「じゃらん」のCMでおなじみのネコさん。


私が個人的に「日本全国にゃらんまかせの旅」に登録していまして、


旅行先のにゃらんから貰った絵葉書をご紹介いたしました。


>>旅行雑誌「じゃらん」のサイト


>>「にゃらん」のサイト


>>「マスコミ制作学科の科目など」


 

英語の教科書と国語の教科書

書籍には、右綴じと左綴じがあります(ドリルとかは、上綴じだけど)。


縦横無尽にある感じですけど、そこにはちゃんとルールがあるのです。


 


何のルールかというと・・・縦組み(書き)か横組み(書き)か


 


もともと日本語は縦書き文化なのです。


上から下へ、そして左へ・・・だから、左側を綴じてしまうと読みにくい。


そして、戦後に英語が入ってきてから、


横書きの文化が入ってきました。


英語のアルファベットは、左から右へ、そして下へ・・・


この場合は、どちら側を綴じても問題なさそうですけど、


右側が綴じてあると、ページをめくるたびに視線が逆流


なので、一般的には左側を綴じます。


 


冊子モノを作るときに、最初に縦組みか横組みかを決めます。


縦組みと言うのが、昔からある上から下へ文字を読むものです。


右綴じ・右開き・縦組み=国語の教科書


横組みは、最近(?)あらわれた左から右へ文字を読むもの。


左綴じ・左開き・横組み=英語の教科書


と覚えるとイメージしやすいよ~と教わりました


 


この頃は、その境界線も曖昧になってきていますけど、


それぞれのルールには、ちゃんと意味があるってことです。


 


店頭に並んでいる雑誌は、右綴じ横組みをよく見かけます。


最近は、パソコンや携帯で文章を読むことが多いから、


横書きの方が読みやすいって人が増えているそうです。


なので、情報系雑誌には、右綴じ横組みってよく見かけます。


ただ、よくよくページをめくってみると縦組みの部分があったりするので、


これも一概にはそうだとは、言えないのかもしれないです


 


今度、書店に行ったら気をつけて見てみて下さいませ。


 

東京マスメディア会議

昨日の夜中、テレビをつけていたら、


東京メスメディア会議」という番組をやっていてついつい見てしまいました


 


少しマニアックな雑誌の編集者や記者が集まって、


色々スクープやら何やらを話す番組だったのですが、


専門誌の人間だからこそ知っている内容とかで結構面白かったです。


 


あと、取材の切り口なども「なるほどな~」なんて思うことも。


 


王道の、コンビニにでも並んでいるような雑誌ばかりではないので、


初めて聞いた雑誌もあれば、書名だけ知っているものもあったりで。


ましてや、その雑誌の取材・編集をしている方のお話が聞けるなんて


 


専門誌は、一般誌と違う雰囲気があって、


まっすぐな見方をするとカワリモノで、少し斜めから見ると仕事熱心で、


仕事熱心だからこそカワリモノになってしまう・・・という感じで。


 


取材や編集を通すうちに、その内容に詳しくなるのは勿論なのですが、


知識が知識を呼ぶ・・・ではないけど、


関心から始まり、


探求→発見→発展の無限ループの状態が起きるのではないかと。


 


私自身は、残念ながら専門誌の取材・編集の経験はないけど、


知り合いにある専門誌の取材をしていた人がいたのでその話。


 


取材でのドタバタもそうだけど、


端から見ていると「昼間からなんて話を!」という内容だけど、


話している本人はとても楽しそうで活き活きしている。


 


いや~、女の子相手に話すのもなんだけどさ~・・・(後略)・・・


・・・けど、とても楽しかったんじゃないんですか?


うんっ


 


専門誌に携わる人は、自分の仕事が好きな人が多いです。


端から見ていると「ヘンな人~」かもしれませんけど、


それは見方を変えると仕事熱心のあまりの変貌ぶりなのです


 


ことわざで、「好きこそ物の上手(得意)なれ」とあります。


自分の好きなこと、得意なことについては上達が早いということです。


 


私事なのですが・・・


ごく身近な知り合いで、舞台俳優を目指している人が何人もいます。


そういう人たちは、


学校とかでも部活にも入って、精力的に活動していました。


それに加えて勉強のために、できるだけ多種多様の舞台を観劇していました。


それでふと、自分には才能はないと気づいた人たちもいました。


 


それでどうしたのか?


 


一人は、観劇する側の立場の視点から、制作会社に入りました。


一人は、普通に働く傍ら、有志で作った劇団で活動を続けています。


一人は、舞台の演出・美術について学ぶために学校に通っています。


 


脚光を浴びるだけが、その仕事ではないのです。


 


「舞台」を例にとっても、


舞台に立つ役者さんも、


舞台や衣装のデザインをする人も、


そのデザインをもとに、セットや衣装を用意する人も、


ライトをあてる人も、音楽を流す人も、


その全体のできを確認する人も、


そして、その舞台についていろんな人に紹介する人も、


どれも欠かすことができない上に、


「舞台」に関わる仕事なのです。


 


映画でも、雑誌でも、書籍でも、番組でも、


何が好きで、何をしたいのか?ちょこっと考えてみても良いのでは?


そのことをすること=そのことが好きなこと」とは限らないですよ。


 


話が脱線してしまったけど、


知的好奇心(と少々の好き)の探求を極めたひとつの形かな・・・と思って、


その番組を見ていたのですよ。いやはや・・・。

イモ判も印刷です

メリークリスマスも終わって、刻一刻と年の瀬が迫ってきます。


ココでちょいと年賀状ネタ。


 


印刷のルーツを辿ると、壮大な印鑑になります。


つまり、大量に印刷したい内容の印鑑を作って刷るといったもの。


ちょっと、江戸の元禄時代に流行した錦絵*を、


四角形の巨大な印鑑(版木)と考えてみましょう。


 


錦絵は、


版の盛り上がった部分にインク(絵の具)をのせて、


紙などに転写するので、凸版印刷にあたります。


色の数だけ版木を彫って刷ってたので、


結構な手間の賜物だったんですね。


 


色の数だけ版が必要なのは、現在も変わりません。


ただ、版の作り方は違っていますけどね。


単色印刷なら、版は1つ。


二色印刷なら、版は2つ。


フルカラー印刷なら、版は4つ(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)。


フルカラーに特色*が一色ついたら、版は5つ。


 


ちなみに、日本最古の印刷物といわれているものは、


百万塔陀羅尼*に入っているお経です。


これは、お経の文字を彫って押したものらしいので、


考えようによっては、本当に規模の大きな印鑑ですよね。


 


「印刷」って聞くと、ついつい本やチラシと限定してしまいますけど、


「同じものを複写する」と大雑把に考えれば、


いもばん*だって立派な印刷なのです


 


ねずみスタンプ


 


 


 


この位の規模でも、立派な印刷なんですよ。


ちなみにこれは、消しゴムを使ったものですけどね


消しゴムをカッターで彫って作ったスタンプです。


ネズミに見えますかね~


 


 


 


 


 


錦絵→江戸時代に流行した浮世絵の中の木版画、多色刷りできれい。


特色→CMYKとは別に作った色


百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)→小さな塔に納められた陀羅尼経


いもばん→サツマイモやジャガイモなどに彫って作ったハンコ

RGBとCMYK

基本的に、Photoshop*でレタッチ*を施す時、


描画モードはRGB*モードで行ないます。


ただ、印刷にする時はCMYK*モードに変換します。


 


さて・・・


 


変換して「あれれ」って思ったことはありませんか?


一番劇的に変化するのは青色の部分です。


鮮やかな青がくすんでしまうんですよね


 


これは、RGBで表現できる色域と比べて、


CMYKで表現できる色域が狭いからなのです。


その影響が如実に現れるのが青色系なのです。


 


Photoshopのカラーピッカー*の画面を出すと、


現在の色(RGB)と変換後の色(CMYK)に差が出る場合、


ささやかに警告がでます(写真参照)。


 


カラーピッカー


 


 


 


 


 


CMYKに変換すると、こんな色になるよという表示です。


自分で色を設定する時に、


ちょっと気をつけるとがっかりの度合いは減らせるかもしれません。


 


デジカメや写真だときれいに抜けるような青空なのになぜ


と思っていた人、表現できる範囲が違うのですよ。


一応、RGBで出力できる方法もあるらしいのですが、


とてもコストがかかるそうです。


知っておくと、困らないし困らせないことでした。


 


photoshop→Adobeが出しているフォトレタッチソフト


レタッチ→写真の修正や補正などを行いうこと


RGB→光の三原色(赤・緑・青)、モニタやテレビの色を表現している色


CMYK→シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの略、印刷インクの色


カラーピッカー→描画色・背景色のトコロをダブルクリックすると出てくる

レジストレーション

最近、本当に最近気がついたことがあります。


 


マスコミ制作学科の発行する小冊子「マスコミリン」の、


制作をしている時に、ちょっと間がさしてあることをやってみたのです。


C=100, M=100, Y=100, K=0 という設定の黒*。


これが、真っ黒じゃなかったのです


なんだか、ほの赤みがかっているのですよ


 


う~ん、う~ん、う~ん・・・


それでは、理屈と違うじゃないですか


 


ただ、ココでひとつ思い出したことがあるのですが、


絵の具の場合、混色すれば無限に色は作れるけど、


既に作られた色の鮮やかさには決して敵うことはない。


そういうことなのでしょうか??


 


印刷物は、網点*というのを使って、


色別の版を重ねて印刷する*ことでフルカラーを表現してます。


特別にこの色!という時に特色*というカタチでその色を作る場合を除いて、


色は目の錯覚を利用して表現しています。


 


印象派の画家、スーラーの点描画法と似ているかな?


 


だから、混色した黒とそのままの黒では、


アプリケーション上でも違いが出てくるのかな~と思った今日この頃。


 


ちなみに、K=100に色を加えた黒をリッチブラックと言ったりもします


それから、トンボに使う色は、C=100,M=100,Y=100,K=100


こうしないと、版を作ったときに基準線*が消えてしまいますからね。


この色をレジストレーションといいます。


トンボの黒は、ただの黒ではないのです


 


そんな訳で印刷の「黒」って奥が深いのです。


印刷物の黒、ちょっと注目して下さいね


 


C=100, …設定の黒→加法混色になるので理論上は「黒」になると言う意味


網点→アミテン 各色の版の色の濃淡は、網点の緻密度に影響


色別の版を…→フルカラー印刷の場合、4色分の版が必要


特色→CMYK以外の色。印刷の際、4色+特色の色数の版が必要になる


基準線→製版・印刷・断裁の時に必要な線。トンボ。


 


>>マスコミリンは体験入学でゲット!


>>マスコミ制作学科って何する学科?

OSサファリパーク

ジャガー・パンサー・タイガー・・・


さて、これらに共通するものは何でしょう


 


恥ずかしい話、私は最近まで知りませんでした


 


こんど、レオパードも仲間入りするそうです


 


わかりました?わかりました??


 


実はこれって、OS?*のバージョンの通称なのです。


 


この言葉との出会いは制作会社にいた頃なのです。


 


○月×日にタイガーが入るから、自分のデータは整理しておいてね。


はーい


(??会社でペットでも飼うのかな?)


 


それでやってきたのは、MacG5だったのです。


(あートラ模様*のMacってコトね)


 


そんなコトがあったのを忘れた頃に・・・


 


…Macってなんか憎めないんですよね~


自由自在にカスタマイズできるからですか?


デザインもかわいいし、なんか遊び心にあふれていて…


あーそれは解るかもしれないですね~


だって、OSにあだ名があるんですよ~


Σ(・ω・ノ)ノ


 


正体は、OS?の各バージョンの通称だったんです


会社がサファリパークになってしまうと不安になりました


あなたバカでしょそんなことも知らなかったなんて…


 


現場では当たり前の言葉でも、外の人間にはチンプンカンプン。


聞くのは一瞬の恥です。でも知らないのは…


あ!でも同じコトは2度聞いちゃダメですよ


 


OS ?→MachintoshのOS 印刷業界ではMacのシェアが大きい


トラ模様→光の加減でそう見えただけで、実際には存在しません。


 


ちなみに・・・


ジャガー → 10.2


パンサー → 10.3.9


タイガー → 10.4


レオパード → 10.5


 

紙の話

印刷について知る上で、紙の話は欠かせません。


日本の紙・・・といえば和紙です。


諸外国の紙は、厚手で脆いけど、和紙は繊細で丈夫です。


 


紙の材料は、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)といった植物。


これらの繊維だけを取り出して、細かく砕いて水に浸し、


それにトロロアオイを加えて攪拌(かくはん)して準備完了


 


西洋に多く見られる紙は「タメスキ」といって、


枠に攪拌した水を流し込むだけといった簡単な方法。


とはいえ、紙の厚さが均等になるようにしないといけないから、


流し込み方によっては、漉きむらができてしまう


水分がある程度流れきったのを見計らって、


紙を板に移したら、後は乾くのを待つだけ・・・で完成。


 


日本の和紙は「ナガシスキ」といって、


枠を攪拌した水の中につけて掬い上げたら、


枠を水面ぎりぎりに保ちながら前後に動かす。


すると、枠の中で紙の繊維が絡み合い、平たくなっていく。


水につけては枠を揺らす・・・これを繰り返して欲しい厚さの紙にする。


漉きあがったら、そのまま板に移して乾かす。


 


西洋の紙は乾かすとき重ねられないけど、和紙は重ねて乾かす。


 


作り方を見て解る通り、西洋の紙の方が材料が多く必要になる。


日本は、紙の材料が豊富ではなかったから、


少ない材料で多くの紙を得るために「ナガシスキ」を考え出した。


 


繊維が絡んでいるから、重ねて乾かしても乾けば1枚ずつ取り出せる。


実家で縦長の和紙があったけど、


確かに薄くて繊細で、軽くくっついてて、


ぺりぺりはがすと、しなやかなで薄い和紙が取り出せた。


 


浮世絵(錦絵)は、色の数だけ木の板を用意して重ね刷りしたもの。


印刷で言うところの凸版印刷・多色刷り。難しそうで身近でしょ?


 


普段使う紙は機械で漉いたものだけど、紙を漉く原理は一緒。


目的や用途によって、使う紙も変われば印刷の方法も変わる。


 


その印刷は


じっくり読ませるためのものなのか?


何かをお知らせするものなのか?


記録として残しておくものなのか?


 


それによって紙も変わる。


色がついた紙、透かしが入っている紙、つやつやした紙、


頑丈な紙、手で簡単に裂ける紙・・・いろいろ。


 


新聞紙が明らかに上質でない理由は、


新聞は1日経てば古新聞、その日限りのものだから。


でもそれだけではない。


情報がいっぱいつめるためには、文字の数が増えてしまう。


文字が多いと、真っ白な紙だと目が疲れてしまう。


だから、ねずみ色の丈夫な紙に印刷されている。


 


文庫本や、新書本や、上製本も、


文章を読む本の紙は、決して真っ白な紙じゃない。


 


今度本屋さんに行ったら、紙にもちょっと注目してみて下さい。


 


紙と文字と技術のコラボレーション、それが印刷物なのです


 


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