喫茶でGo!Go!

学園祭までのカウントダウンが、とうとうスタートしました

ラウンジには、早々と看板が飾られています
明日は、一日かけて準備が行われます。はぁ。。。ドキドキ。。。

今回は喫茶メニューについてご紹介します

メインは、やはりカルメ焼きの実演販売
ざらめ水から、ぷっくりカリカリカルメ焼きになる様子は魔法です
カルメ焼きのふくらみのカギを握るのが重曹です。
卵白にといて使うので、ほんわり焼き菓子の香りが尚いっそう漂います
おやつにも、お土産にもぜひどうぞ。

カルメ焼きの副産物として、あめ湯の販売も行います。
生姜がはいっているから、身体が温まるしのどにしっとりです。

お抹茶は、・・・特に流儀は気にしません
茶筅で立てて、供するだけですのでお気軽にご利用ください。

紅茶は、アールグレイとアップルティーをご用意しています。
焙じ茶は、甘いお菓子にやさしく合います。

そして・・・数量限定のフルーツティです
これはですね~、ちょっとしたリクエストで作ることになりました。
ドライフルーツと、生のフルーツを使うので、材料がなくなったら終わりです。
いや、幸せになれるお茶なんですよ

ちなみに、喫茶の甘味は、カルメ焼きに使うざらめ水です。
入れすぎ注意ですけど、香ばしいかおりがたまりません

以上のように、カルメ焼き以外はお茶しかありません。
持ち込みは勿論オッケーなので、ごはん物は屋台エリアで購入して、
ほん教室へお越し下さいませ

カルメ焼きとアートな時間

こんにちは。来週の今日は学園祭です早いわー。。。

さてさて、11月7日(金)、8日(土)は学園祭です。
10:00―14:30です。時間に気をつけて下さい。
「カルメ焼きとアートな時間」306教室ですよ

今回出展していただく作家さんをご紹介いたします。
あ、これの偏見なので。実際の作品は足を運んで観にきてネ

Akiraさん
ビーズアクセサリーなどを出展して頂きます。
実は、本校の職員さんだったりしてさて誰でしょう

石井三捺さん
源氏物語の番組にイラストを提供したりしていらっしゃいます。
しっとりとした絵と繊細な線が特徴かな~と勝手に思い込んでいます

石井優子さん
かわいらしいほわほわ系のイラストを描かれていらっしゃいます。
なごみ系のキャラクターが多いかなぁ?つぶらな瞳がたまりません

伊藤地洋さん
創作活動と音楽活動とマルチに活動されている作家さんです。
金魚をこよなく愛していて、今回も金魚系の作品で参戦です

ASA(エーエスエー)さん
カメラマンと作家活動を地道にされていらっしゃいます。
ひらめきでかっこいい作品を作ってくださるので期待しています

沙伽那さん
人間のフリして、作家活動を地味~にしています。
動物系の作品が多く、今回も動物のにおいプンプンです

澤井森きよこさん
生命力にあふれる絵を描かれる作家さんです
今回は、曼荼羅にチャレンジするそうでかなり楽しみにしています

白濱雅也さん
ちょっとシュールで味のある作品を手がけられる作家さんです。
最近は、深川Laboなど地域に根ざした活動を盛んにされています

たちばなさくやさん
基本は漫画家さんですかわいい女の子の絵が多いかな?
表情豊かで、キュートな絵が多いですご本人と雰囲気似ているかな?

Tenさん
落ち着いた色使いと、自然を感じさせる絵が特徴の作家さんです。
最近は作家活動をお休みしていたけど、協力してもらえることになりました

新井田聡史さん
今回は、写真パネルで参戦です。
無機質的な風景や静けさを感じさせる写真が特徴です

ひゅうさん
携帯の公式サイトに素材などを提供していらっしゃいます
画材を選ばない作家を目指していて、最近は色の退色について研究中

古庄明子さん
フィギュアを磨かせたら右にでるものは居ないといわれるほど、
彼女の手から生まれた人形たちはピカピカですかわいい子が揃っています

まつやまゆきさん
自然に囲まれたところで、のびのびと活動をしています。
「堅い書道」から「モダンな書道」までいろんな筆と書体を操ります

横堀静香さん
今回は、写真パネルで参戦です。
喧騒の中の一場面を思わせる写真が多いかな?サイケデリックな色彩を

一言で書くには難しい作家さんばかりです
作家として駆け出したばかりの人から、ベテランさんまで揃っています。
運がよければ、作家さんご自身にも会えるかも
期間が短いですけど、スケジュールやりくりして是非足をお運びください

作家さんのグッズなどもゲットできるよ

DM発送しました☆

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こんにちはマスコミ制作学科です。

学園祭が、いよいよ秒読み状態になりました
そんな訳で、マスコミ制作学科に資料をご請求頂いた方に、
学園祭のDMを送らせて頂きました。

なんでDM(ダイレクトメール)?
実はですね・・・マスコミ制作学科企画の展覧会を行うのです
その名も「カルメ焼きとアートな時間」です。

会場内では、カルメ焼きの実演販売と喫茶店も行っておりますので、
お茶を飲みながらイラストや立体作品が眺められるって感じです。
芸術の秋と、屋台村で食欲の秋を満喫してください。

あ、展示室でカルメ焼き以外の食べ物は販売していません
なので、食べるものを屋台村で買って、306教室(3階)へお越し下さい

そうそう、お送りしておりますDMのイラストは塗り絵になっています
色を塗ってお持ち頂ければ、学園祭の期間中、展示いたします。
オマケに、密かに絵は何種類かあるのです

他の絵が気になる人も、是非お越し下さいませ

次回から、出展して頂く作家参についてご紹介いたします

ではでは、
See You Again 

学園祭は11月7日、8日 10:00~14:30です。

学園祭へ行こう!

刻一刻と迫る学園祭。
本日、「餅つき大会」のフライヤーを納品に伺います。

11月8日土曜日の11時から
慶応通り振興会主催で「餅つき大会」が本校のラウンジで行われます。
本校創立以来、お付き合いのある慶応通り振興会の皆様とのイベントです。

「餅つき大会」のフライヤーは、学生が授業の中で作ったものです。
印刷所に直接持ち込み、色校にも立ち会いました。
早ければ、明日には街中の人の目に触れることになります。

「緊張するからイヤだ」と駄々をこねる学生。

けどですね、「広告」というのは自己満足じゃダメなのです。
多くの人の目につくように、創意工夫・アイディア諸々が必要です。
それを磨くためには、第三者の目に触れさせて、
その反応を間近に見て感じるのが、一番早道の荒治療です。

普通の学校だと、課題など作ったらそのままです。
本校は、課題も「仕事」として扱います。
入稿に間に合わせるには、お休みを返上することもあります。

制作物に責任を持たせること

コレを大事にしています。
和気藹々だけど、厳しい側面も多々あります。
現場に出て、使えない人材を育てても意味がないのでね。

授業の中で、先生と険悪になることもあります。

実社会に出たら、自分の信念のために戦わないといけない場面も出てきます。
その時に、適当に流してしまっても、ワダカマリが残るだけです。
適当に流してしまったコトが、後で問題になった時どうしますか?
「知らぬ・存ぜぬ」では、コトは丸く収まらないのです。それが社会です。

だから、そのためにはやるべきことをきちんとする必要があると考えます。

回りくどくなっちゃったけど、制作において安易に妥協はさせません。
妥協する習慣を身に付けちゃうと、それなりのものしか制作できなくなります。
自分の可能性を、自分で摘み取ってしまう習慣を身に付けることになるので。

それではもったいないです。

入学して半年、まだまだ半年?もう半年??

その中間発表も兼ねて、学園祭では学生たちの作品も、
3階の左奥にある306教室にて展示いたします。
今現在の彼らのベストを是非、観にきて下さいませ

追伸:カルメ焼きの実演販売と、温かいお茶の販売も致します

学園祭で展覧会

急に寒くなりましたけど、皆さん風邪っぴきにはなっていませんか
電車のラッシュが一番危険うがい手洗い風邪予防

そんなの置いておいて・・・

日ごろの作品を見ながらお茶を飲める喫茶店やります。
現在進行形で活躍中の、作家さんの作品も観ることができます。

DMを作成していまして・・・

このDMは塗り絵になってて、
会期中に持参してくれたら一緒に展示しちゃいます
さらに、今回の展覧会の模様を本に致します(課題として)。
一般に販売したり、配布したりするものではありませんが、
集まった塗り絵の作品から表紙を選びたいと思います

まだまだこれからですが、
マスコミ制作学科宛に資料を請求してくれた人にはお送りいたします

気になるぅ~って方、当日受付もございます

11月7日(金)、8日(土) 10:00~14:30
読売理工医療福祉専門学校306教室(マスコミ制作学科)です。
学園祭の期間中なので、他にも色々催し満載です

現在、ご近所の慶応通り振興会主催の「餅つき大会」のフライヤーを作成中
ご近所でしか配布しないので、このブログ上でご紹介しますね

ちなみに、喫茶メニューはカルメ焼き以外はお茶しかないので。
食べたいものは、他の屋台で調達してね

お仕事って。。。

こんにちは、気まぐれ連載「ピックアップテーマに乗っちまえ☆」の始まりです

よく「Work(ワーク)」「Works(ワークス)」って耳にしますよね。
前者は、そのものズバリ!仕事のこと。
後者は、仕事をした結果生み出された作品を意味したりするのです。

さてさて・・・

「仕事」の定義ってなんでしょうね?
お金を稼ぐ手段?
趣味と実益を兼ねたもの?
仕方なくやるもの?

制作のお仕事は、拘束時間が長かったり短かったり。
本当に、お金持ちになりたかったら選んじゃいけない仕事のひとつです
うまく効率よく稼ぐには、効率よく仕事をこなす必要があります。
つまり、締め切りまでにできてしまえばいいので、
例えば制作期間が1ヶ月だったら、1週間でできればあとは自由
とはいえ、雑誌やポスターなど印刷系のお仕事は分業制。
だから、自分の役どころの制作期間というのが大体短い期間なので、
その間はがっつり拘束されるけど、あとは自由だったりする部分もあります。
うまく、メリハリをつければ、形も残る楽しいお仕事です

制作のお仕事は、慣れるまでは結構辛いです
雑誌や会社などによって、細かいルールがあります。
それ以前に、制作会社によって使っているパソコンやソフトも違います。
学校で使っていたパソコンやソフトで、就職先でも制作☆
なんて、素敵なハッピーエンドは訪れることが稀なのです

じゃあ、学校なんて意味ないじゃん

と思ってしまったあなた!
パソコンやソフトの使い方なんて、教本片手になんとかなるのよ

学校とは、本を読んでもわからない、
効率の良い仕事の進め方であったり、アイディアのまとめ方であったり、
そういう部分を学んで、自分自身で試行錯誤して、
自信を持って社会に飛び出すための準備をする場所なんですよ

な~に、偉そうにって感じだけど、本当のことだから仕方ないじゃん。

そんな訳で、私にとって「仕事」とは・・・
教え子に、未来の巨匠がいるかと思うとホクホクしてしまう、
「とっても大変、とっても楽しみなモノ」です

デザインって?!

「デザイン」「創作」はイコールではないのです。

「創作」とは、作り出すことで、
誰に向けて発信しているのか、何を伝えたいのかなんて関係ありません。
ましてや、「自分を表現する」以外に目的はなかったりする場合も・・・。

「デザイン」の場合は、そうはいきません。
誰に向けて発信するのか、何を伝えたいのかを明確にして、
さらにそのために配色やレイアウトとかを考えて作られます。

私の恩師は、デザイナーを合気道に例えていました。
「合気道」は、相手の力を利用して、より大きな力を生み出します。
「デザイナー」はクライアントの要望を聞いて、
それを素敵な形にして、より分かりやすくかっこいいものを考えます。

「創作」の場合、あくまでも作家の「作りたいもの」が最優先されます。
「デザイン」の場合は、第三者の「作りたいもの」が最優先されます。
この辺で折り合いがつかないと、ケンカになっちゃったりします

ただ、この違いって、分かっているようで分かっていなかったりして。

「クリエーター」と「デザイナー」も厳密には違います
「クリエーター」は作り出す人で、
「デザイナー」は構築する人、設計図を作る人。

「みなさ~ん、こんなのを作りましょう」と提案する人が「デザイナー」
「は~い!頑張って作ります~」と言うのが「クリエーター」

「ボクはこんなの作りたいんで、勝手にやらせて頂きます」と言うのが「創作」

現場に置き換えると、
「あれやりた~い」と言うのがクライアントさん。
「じゃあ、こんな感じでどうでしょう?」と提案するのがデザイナーさん。
「それではこんな段取りで作りますか!」と計画を立てるのプランナーさん。
「じゃあ、きみはいつまでにこれをやってね。」と指示を出すのが編集者さん。
「わかりました~」と写真をとるのがカメラマンさん。
「了解しました!」と文章などを考えるのがライターさん。
「わかったぴょんと図やイラストを用意するのがイラストレーターさん。

これを全部一人できままにやるのが「創作」です

なんだか取り留めなくなっちゃった
「デザイン」とは、「ひとりよがいじゃいけないよ」ってコトが言いたかったの
自分は派手な色合いが好きでも、
おじいちゃんおばあちゃん向けのポスターなら落ち着いた色がより良いってコト。
ちびっ子向けなら、形は単純な方がウケが良いってコト。
それを総合的かつ客観的に冷静に考えられることが、
デザイナーさんの資質ってことになる訳です。

難しいよね。そのために学校ってあるんだよ。
特化した学校は多いけど、マスコミ制作学科は欲張りだから一通り学べます

秋といえば文化祭♪

夏が終って、風がすっかり涼しくなりました。秋ですね~。

一足早く、期末試験を切り上げて、
他より早めに後期の授業をスタートさせたマスコミ制作学科です

秋といえば文化祭です
本校でも、11月7日8日に、文化祭が行われます。
出版業界では、その季節の半年以上前から準備を始めます。
モデルさんが、寒いのに浴衣着てニッコリというのもそうです。
雑誌の写真や記事は、先取り先取りで準備をすすめます。

だって、秋に秋流行のファッションを追っていたら、
読者に届く頃にはもう冬ですよ

そんな訳で、先に先に、色んなことを考えて準備をするのです。
期間が短かったり、準備が足りないと・・・失敗の原因になります

失敗とは・・・乱丁や誤字脱字・・・などなど。
そのために、校正を行うのですが、時間が迫っているとミスも増えます。
致命的なものでなければ、目をつぶる場合もありますが、
もしも起こってしまったら・・・一瞬にしてゴミの山です

そんな無駄なことを起こさないように、
だけど、情報は鮮度が命なので先に、先にと用意をします。

と言うわけで、マスコミ制作学科も学園祭の準備を着々と進めています。
構想自体は、夏休み前から考えていたのです

時間が微妙ですが、
田町駅から徒歩3分!
三田駅の最寄の出口からだって徒歩1分!
駅から近いし、東京タワーも泉岳寺も増上寺も近いから、
観光ついでにお茶をしにきて下さいな

学生の作品だけじゃなく、それっぽい企画でお待ちしています

え?詳しく聞かせてって??
ダメダメ!あせっちゃダメ!またきてネ

人生とは一冊の本だ!

よく、「勝ち組み」とか「負け組み」とか言うけど、
そもそもナニが「勝ち」でナニが「負け」なの?と思ったりして。
それで最終的には、「人生とは一冊の本だ!」と結論付けてみました。

「本」には、色んなものが詰まっています。
知識であったり、誰かの人生であったり、架空の物語であったり。
「本を開く」と言うことは、「未知の世界への扉を開く」ということ。
だから、小説も、実用書も、絵本も、マンガもおもしろいのです。

そうそう、それでなんで「本」が人生なのか??

本を開く時のワクワク感って、
赤ちゃんが生まれる時のワクワク感に似ていませんか?
どんな子が生まれるのかな?女の子?男の子?お父さん似?お母さん似?
この子にどんな人生が待っているかな?

みんな、期待と不安を抱えて誕生を待ちます。

そして生まれたら!その子に周りは何らかの形で振り回されます。
赤ちゃんから子供になり、保育園や幼稚園、
その前に親戚やご近所さんと関わり、影響されたり影響を与えたり。
そうして、また、親になったりして振り回されたり。

「良い」とか「悪い」という見方も、ココでは敢えてしません。
「良い」とか「悪い」という価値観は、その時代と状況とで変化するからです。
なんていうのかな?「良い」というのは、必ずしも双方に「良い」とは限らない。
身近な例えだと、「お母さんのお手伝いをする」ということは、
大人の立場から見ると「良い」けど、
子供の立場からだと、その分遊んだりできないから「悪い」って見ることもできる。
だけど、我慢をしてお手伝いをしてくれたから、
お母さんは子供に「ありがとう」という訳ですよね。
お母さんが大変そうだから、子供が自発的にお手伝いをしたかもしれない。
それでも、やっぱり子供が自分の時間を削ってお母さんのお手伝いをしたので、
お母さんは子供に「ありがとう」とご褒美の言葉をあげるべきかな?

それは置いておいて・・・

子供から大人に成長して、その間には楽しいことも、
辛いことも、理不尽なことも、いっぱいいっぱいあります。
それを経験するたびに、何かを感じて、何らかの形で解決していきます。

そして、家族に見守られてか、病院の一室でかも、山で遭難してかも、
どんな形でかはわからないけど、人生を終えます。

その時、残されたみんなは色んなコトを感じ・考えます。

一冊の本を読み終えた時も、やはり色んなコトを感じ・考えます。
それだけ、本は大切なものなのです。

「本」は作ろうと思えば、簡単にできます。綴って表紙をつければできます。
でも、人生と同じだけ重みのある「本」は、
インスタントみたいに簡単にはできません。
多くの手を借りて、多くの工程を経て、書店に並びます。
人によっては、珠玉の一冊を作るかもしれません。

そんな本を作る人、そんな本を作りたい人のお手伝いをする人、
そういう人を目指すのがマスコミ制作学科です。

>>マスコミ制作学科はこんなところ

絵を描ければ出版社で仕事ができるのか?

絵が好きだから、出版の仕事がしたい。
そういう方はいっぱい居ます。

じゃあ、現実的にはどうなのでしょう?

絵を描けることは、オプションみたいなもので仕事には直結しません。

絵を描く仕事はの給与体系は、絵(作品)一点につき幾らです。
そういう部分では、ちょっと芸能界に似ているかもしれません。

漫画なども、多分、連載でいくらとか、1作品でいくらではないでしょうか?

出版のお仕事というのは、色んな仕事で成り立っています。
絵を描く仕事で出版系といったら、挿絵やイラストレーターです。
クライアントが「こんな絵を描いて下さい」といったら、
それにしたがって、納期(締め切り)までに描くのが仕事です。
納期に間に合わなかったら?自分の場所に穴をあけることになります。
といっても、何もない状態で出版できませんから、
他の人が埋めることになるでしょうけど、確実に次から仕事は貰えません。

絵を描く仕事と本などの体裁を整える仕事は別の仕事になります。
絵を描く人、文章を描く人、その絵と文章を本にまとめる人、
まとめたものを印刷する人、印刷したのを本にする人。
少なくとも、これだけの仕事が関わります。
だから、どの工程でも、少しでも遅れたら大変なことになります
全部に影響が出てきて、最終的には納期の遅れや、出版の遅れに繋がります。
雑誌などは特に、発行の遅れは読者離れに繋がります。
これって死活問題です。

漫画やドラマで締め切りに間に合わない!って、作家がカンヅメになったり、
会社に泊り込んだり・・・なんてありますよね?
あれは、締め切り前にはよくある風景なのです。

まぁまぁ、それで絵を描く話。
絵を描くことは、ちょくせつ本(雑誌)につながる訳じゃないのです。
絵は本の内容を構成する一部分にすぎないからです。

出版系の仕事に就くには、そのワークフローを理解したりなど、
むしろ絵を描くこと以外の知識が要求されます。
それも知っていた上で、「絵も描けます」だったら、
会社は喜んで採用したがるでしょうね。

さて、その出版系の知識はどこで得るのか?
それを教えるのがマスコミ制作学科の役割です
ワークフローについては、実習を交えて学習するので、
制作側の気持ちもわかるディレクターになることができます。
何が違うって、残業や泊まりが必要になるようなスケジュールを組まない!
ってことなのです。なんだ~と思うでしょ?
一人じゃできないことは、みんなでやるのです。
みんなでやるには、それぞれ無理をしなくていい状態を、
統括であるディレクターがつくれないと、みんな協力してくれません

みんなは一人のためにじゃなく、
みんなはみんなのために!これが出版業界で大切なことなのです