非日常的な現実の中でも変わらないことがあります

311日以来、非日常的なことが現実となって私たちの目の前を、通り過ぎて行き続けています。

 

しかし、それでも変わらないことがあります。

それは人が学び、成長するということです。

学校に入学し、そして卒業するということです。

 

読売理工医療福祉専門学校の卒業式の式典は中止になりましたが、卒業式が予定されていた当日、校内では校長先生からのメッセージが全校に放送され、学科毎に教室で卒業生に卒業証書などの授与が行われました。

 

電気電子学科の卒業生には、特別な証明書も一緒に手渡されます。

それは「第二種電気工事士養成施設修了証明書」。

この学校で、第二種電気工事士として相応しい知識と技能を学んだことを証明する書類です。

卒業生はこの証明書を添えて交付申請をすれば、国家試験を受験せずに第二種電気工事士免状を手にすることができるのです。

しかしこれは、2年間しっかりと講義を聴き、実習で技能を身に付けたことが認められなければ手にすることはできません。

 

卒業生が卒業証書とこの証明書を手にして卒業していったこの春、また2年後の卒業を目指して新たな学生たちが読売理工の電気電子学科に世界中から集まってきました。

 

読売理工医療福祉専門学校の電気電子学科には、第二種電気工事士資格などの認定だけでは満足できずに、卒業後は更に大学編入を目指したいという多くの学生が集まって来ています。

 

48日に行われた入学式の檀上にも、そういった世界中から集まってきた留学生たちの出身国の国旗が並べられました。

0408

平成23年度読売理工学院入学式がよみうりホールにて行われました