施工管理技術検定合格発表!!

 先週の2月1日(金)、平成24年11月11日(日)に全国で実施された「2級電気工事施工管理技術検定試験」の合格発表が行われ、読売理工医療福祉専門学校電気電子学科の2年生4名が学科試験に合格しました。

 電気工事士は「免状がなければ該当する電気工事ができない」資格、

 電気工事施工管理技術検定試験は「電気工事施工管理技士を名乗っても良い」資格です。

 電気工事施工管理技士の仕事は、建設業法でその詳細が決められています。

 ①建設業(電気工事業)を開業し、経営するために必要です。
 ②現場の監督(監理技術者・主任技術者として)をするために必要です。

 その他、公共工事の入札に必要となる建設業者(会社)の「経営事項審査」で、建設業種類別技術職員数の評点を上げることができます。

 つまり、電気工事施工管理技士の有資格者は、電気工事士と同様に電気工事業を営む企業が採用したい電気技術者なのです。ぜひ新聞の人材募集面を見てみてください。


 そういう資格ですから、電気工事施工管理技士には1級2級がありますが、どちらを名乗るためにも実務経験が必要です。
 2級電気工事施工管理技士を名乗ることができる2級電気工事施工管理技術検定の場合、第一種電気工事士免状の交付を受けた者は、免状交付時点で既に電気工事の実務経験が認められていますから、どの年度でも受験申込が可能です。
しかし、大学の指定学科卒、電気主任技術者(第一種~三種)免状または第二種電気工事士免状の交付を受けた者でさえ、1年以上の実務経験が受験資格として要求されています

 働きながら勉強をして受験するのは本当に大変です。学校で学んだ電気理論を忘れないようにし、構内電気設備以外の電気工事全般と、電気工事以外の関連する建設業の知識と法規を覚え、日々の仕事は当たり前にこなしながら問題集を常に持ち歩き、時間があるときは常に過去問や想定問題を確認。・・・経験者だからこそ言えることです。

 話を戻しますが、試験は学科試験と実地試験に分かれています。電気工事や施工管理法の知識を問う学科試験と、工事現場での実務経験を書かせる実地試験です。
そのため、高校、短大、5年制高専、大学の指定学科卒業見込者(卒業をする3月の前の年)には、2級電気工事施工管理技術検定の学科試験のみ受験が許されています。

 指定学科は国土交通省令で定められ、読売理工医療福祉専門学校の電気電子学科は、「短期大学の指定学科に準ずると認められ」ています。

 ですから、在学中に2級電気工事施工管理技士になるための学科試験に合格し、卒業時に第二種電気工事士の資格を取得して電気工事業に就いて、1年後に会社が実務経験を認めてくれれば、卒業して1年半後には実地試験を受験して合格し2級電気工事施工管理技士になることができます。

 また、短大の指定学科に準ずる専門学校ですから、1級電気工事施工管理技術検定も、卒業後5年以上の実務経験で受験が可能です

 資格と就職について | 電気電子学科 | 読売理工医療福祉専門学校
 http://www.yomiuririkou.ac.jp/course/electric/license.html