後期中間試験

今日から後期中間試験が始まりました。

「卒業時には無試験で第二種電気工事士資格を取得」
その為には、こういった年4回の定期試験を2年間でクリアしなければならない訳でして・・・

世の中には楽な道は決して存在せず、それなりの国家資格を取得する為には、それなりの苦労を経験しなければいけないものなのです。
良い結果を出すためには「誰にも負けない努力をする」ことが必要と言われますが、目の前の課題に熱意を持って正面から取り組む努力を積み重ねていくことで、その行いが期待していた結果に直接結びつき、そしてその経験は直接的な結果とはまた別の波及効果につながっていくのだと思います。

学校という社会から守られた空間で、友人や教職員と出会い、その空間で限られた時間を過ごした思い出は、学校を出た後も自信を取り戻すきっかけになると思います。

後期中間試験は年4回の定期試験の3回目です。
1年生にとっては初年度の4分の3が過ぎたことになり、2年生にとっては2年間の8分の7が過ぎたことになります。

電気のこと、電気工事のことも良く分からずに入学した学生がほとんどです。
しかし、ここまであきらめずに、良く頑張ってくれたと思います。

この試験が終わると、1年生は進級判定、2年生は卒業判定に向かって一気にラストスパートをかけることになります。

例えば1年生の電気工事実習も、これまでの机上の作業から、実作業環境に近い作業を実施します。

<昨年の1年生の電気工事実習の様子>
 10月下旬から始まった金属管工事の実習も、冬休み明けには工事実習教室の既設電線管を利用し、実際の施工現場に近い環境で2グループに別れて作業が錯綜するような状況で行います。
http://blog.livedoor.jp/yomiuri_denki/archives/52102822.html

今はつらいと感じるかもしれないけれど、社会で働く自分の将来像をイメージし、「誰にも負けない努力をする」経験を積み重ねて欲しいと願っています。

今の苦労が必ず役にたつときが来ます。