【電気電子学科】「ものづくり」の実習

読売理工医療福祉専門学校の電気電子学科では、実験実習の時間に学生ひとりひとりが小型変圧器を製作し、変圧器の特性試験を行い、電気機器工学の講義で学習する理論の理解を深めています。

電気絶縁材料のプレスボードを切断して、木工ボードで接着してボビンを作ります。

これを1週間乾燥させてから、1次巻線と2次巻線を巻き、鉄心を取り付けて完成です。

ボビン作りに失敗すると、巻線がきちんと巻けず、鉄心も取り付けられないため、学生たちは集中して黙々と作業を続けていました。

変圧器はスマホの充電など電気製品を使う普段の暮らしだけではなく、電車の安全な運行なども支える、重要な電気機器です。自作した小型変圧器の試験データから、何かを得てもらえることを願っています。