読売理工医療福祉専門学校 電気電子学科 は、入学して学びながら自分の適性を発見し、就職活動を始められる、電気工学と電子工学の基礎を学べる学校です。
1年前の4月から電気の学習を始めた1年生が、就職活動を開始しました。
入学当初は「保安管理」も「施工管理」も、あまり理解できていなかった1年生が、具体的な仕事のイメージを持って、自ら希望する進路の選択をすることができるようになりました。
入学後1年間でそのようになれる理由は、多くの企業様の協力を得られているからです。
本年度は「求人企業から求められる人材づくり」の初年度として、多くの企業様の協力を頂き、卒業生の先輩との交流などを通して、仕事の具体的なイメージづくりを初めて行いました。
「電気のしごと」とは、普通は「電力」と呼ばれている「電気エネルギー」を安全に使えるように管理することです。
電気エネルギーを発電所で発電して、安全に送り、使用場所へ配り、事故が発生しないように使えるようにする。これが電気技術者の仕事です。
主に、設計どおりの工事を行う仕事(施工管理技術者)と、設計どおりに出来上がった電気設備の安全を確保する仕事(保安管理技術者)に分けられます。
そして、最近は国内では設計のみを行い、製造は国外で行っている、事故を起こさない安全な電気製品を製造する仕事があります。
施工管理技術者は電気設備の保安管理が理解できなければ使い勝手の良い設備を作れませんし、保安管理技術者は施工管理が理解できなければ無理な工期や品質を強制することで保安を確保することができなくなります。
仕事の発注側にいる保安管理技術者と、受注側にいる施工管理技術者は、立場は逆でも、電気エネルギーの安全を確保するという職業意識を持っている点では一致しているのです。
「求人企業から求められる人材」づくりの 2年目となる2022年度からは、1年生の前期に電気工事の概要、電気保安に関する法体系、電気工事士と隣接する資格と職域等を学習することにより、電気技術職のキャリアパスやキャリアアップについて理解する「電気技術職概論」を、後期には建設業法や施工計画、施工管理の教科を新規開講します。
最後になりましたが、1年生が仕事の具体的なイメージづくりをするためにご協力下さった企業の皆様に心より感謝申し上げます。
<保安管理・施設管理>
- 一般財団法人 関東電気保安協会 様
- 太平ビルサービス株式会社 様
- パナソニックファシリティーズ株式会社 様
- 株式会社マルイファシリティーズ 様
- 読売不動産株式会社 様
<施工管理>
- 株式会社IHI物流産業システム 様
- 株式会社アペックエンジニアリング 様
- 株式会社九南 様
- 日本電設工業株式会社 グループ 様
- 株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング 様
- ミノシマ株式会社 様
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