1年生の電気工事実習 ~ケーブル工事~

早いもので1年生が入学して2ヵ月半が過ぎました。
今月の初めに、専門学校入学後初めての試練である前期中間試験を終え、もう6月もおしまい。
あと一ヶ月頑張って勉強をすれば、楽しみな一ヶ月間の夏休みへ突入です。

これまで電工ナイフに触れたことがある1年生も、高校の普通科を卒業して入学した1年生も、日本語学校を卒業して入学した留学生も、みんな絶縁電線の絶縁被覆を電工ナイフでむく練習から工事実習は始まります。

そして、ランプレセプタクル、点滅器、パイロットランプの常時点灯、同時点滅、異時点滅などを覚えていきます。

6月の中旬までは、絶縁電線の絶縁被覆むきから、直線接続や終端接続の基本である、ツイストジョイントやネジリ接続を体験し、直径1.6mmの単線に慣れるための練習をします。
そして、より線のアンブレラジョイントで、単線とより線の違い、電線の直径での呼び方、より線の断面積での呼び方を修得します。

そのようにして身に着けた単位作業の応用編として、6月下旬からは単線結線図が与えられ、自分で複線図を書き、作品を完成させて実際に100Vの電源に接続して自主点検をして教員に評価をしてもらうという課題に入ります。

先ず始めはケーブル工事です。
単線結線図からいんぺい配線か露出配線かを読み取り、必要な器具を用意し、連用取付枠に上下間違わないように埋め込み器具を取り付け、Fケーブルの線心がスイッチボックスのゴムブッシングから外に出ないように気をつけながら、100V電源を接続するときも感電しないように真剣にみんな取り組んでいます。

入学当初は緊張した雰囲気が漂っていた1年生ですが、最近は工事実習の授業中に、助手の先生に叱られるぐらい自主的に動き始めることができています。

学校の授業では、叱られることも、失敗することも結構。
卒業後に直面するであろうアクシデントを実習時間等に疑似体験し、叱られた経験や、失敗した経験を卒業後の現場での成功に活かしてくれることができれば、全く問題はありません。

今の時期に経験すべきことをしっかりと経験し、電気技術者として一歩一歩成長してくれることを楽しみにしています。

1年生実習201306

2013年球技大会

2013626日(水)にBumB 東京スポーツ文化館にて球技大会が行われました。


種目は、フットサル、ソフトバレー、バスケ、ドッジボールがあり、こういった、みんなで集まって運動する機会というのはなかなかありません。日頃、勉強ばかりしている学生たちは、久しぶりに運動して、運動不足を解消できたでしょうか?


写真は球技大会後の集合写真

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