2級セコカン資格講座が終わる

新年度が始まった4月から、来年3月卒業予定の2年生を対象に、2級電気工事施工管理技術検定学科試験対策の資格講座を実施してきました。

前期は月曜日、後期は火曜日の4時限、14時40分からの授業です。

講義では施工計画から始めて、工程管理、品質管理、安全管理といった施工管理法、そして建設業法や労働安全衛生法等、電気工事の現場監督に必要なルールをひととおり学びます。

その後は、昨年度の受験生の過去問受験データの分析結果に基づいて、機械設備、土木関係、建築関係、設計・契約といった関連分野と、学習前の電気工学、電気設備の部分の理解しにくい部分を重点的に学びます。

これらの講義では、テーマ毎に受験対策問題に取り組み、記憶の定着を目指しています。
夏休み前7月中旬に講義を終えて、過去問に挑戦を始めます。

過去問を解くのと同時に、本番でのそれぞれの受験スタイルを作ってもらいます。
そして、自己採点をするための癖もつけてもらいます。

過去問の解答用紙は教員が回収し、受講している学生には自己採点を帰宅後に行ってもらいます。
そうすることで、自分が正解することができなかった問題を自覚し、正しい考え方を学んでもらっています。

昨年度は、全国平均レベルの合格率でした。
そして、資格講座の最終日の今日、昨年度の過去問に取り組んでもらいました。

結果は、ほぼ全員合格レベル。
33問(82.5%)正解が1名、32問(80.0%)正解が1名、あとは・・・

あとは、11月10日(日)の本番の結果を楽しみに待つことにしたいと思います。
来週の火曜日は11月2日(土)、3日(日)の学園祭の代休。
残り2週間、落ち着いて勉強をして、本番で6ヶ月間の学習成果を発揮して欲しいと願っています。