もし電気が無くなったらどうしますか?どうなってしまいますか?
簡単には想像できないほど私達の生活と電気は密着しています。
下の図は家庭の中の簡単な電気の配線図です。
(画像は全てクリックすると拡大します)
電気工学科に通うとこの配線図が読め配線できるようになります。
そんなに難しくはありません。かるく学習してみましょう。
写真A:電力量計
よく家の外でグルグル周っているメーターです。電力を計量しています。
これが勢いよく周っていると電気代が心配になります。
写真B:分電盤
家庭ではおそらく総称してブレーカーなんて呼ばれているのではないでしょうか。
電子レンジとアイロン、ドライヤーなどを同時に使ったりすると「バチン!」という音とともに家中の電気が消えちゃったりして大変です。
正しくは1個1個がブレーカーで、この箱は分電盤といいます。
電気を安全に使用するためブレーカーなどが集まっています。
写真C:けい光灯
家庭を明るく照らすけい光灯です。
家から電灯が無くなってしまったらと思うと怖いですね。
エジソンの発明は偉大でした。
写真D:蛍スイッチ
けい光灯をつけるスイッチです。
ちょっとリッチにOFFになると光る便利な”蛍”スイッチを使ってみました。
夜中トイレ行きたくなった時に光ってスイッチの場所がひと目でわかってとても便利です。
写真E:コンセント
ごくごく一般的なコンセントです。
テレビ、掃除機、冷蔵庫、パソコン、携帯の充電器、ゲーム機などなど様々な物の電力の源です。
写真F:ヒーター
今風に言うと電気調理器です。
コンセントにつける物の例の一つです。
とてもレトロな道具があったので使ってみました。
これで料理するとなぜか美味しいんです。
こちらは複線図です。
配線図は大きく電気の流れを示していましたが、複線図は実際にこれをみて結線・接続する設計図です。
(結線=器具に電線をつなぐこと)(接続=線と線をつなぐこと)
それぞれを複線図を見ながら配線します。
どうでしょうか。そんなに難しくなかったでしょう。
ケーブルの処理をしたり、結線・接続をしたりと施工の実習の時間は楽しくてあっという間に過ぎていってしまいます。
(施工=設計図を元に性能を持たせた工作物を作り上げること)
こちらが完成施工写真です。
残念ながら家庭ではほとんどが天上・壁の中で見えませんが…
天上・壁の中で電気は活躍しています。
いかがでしょう!
もしかして、凄い大掛かりな物を想像してしまったのではないでしょうか?
逆です。とても簡単、とてもシンプルに家庭内の配線は施工できるのです。
もちろん、ここまで出来るようになるにはちょっとトレーニングも必要です。
でもその少しの頑張りで、みんなの家に電気を届けることができるのです。
それってとても凄いことだと思いませんか?
想像してみてください。
あなたは読売理工医療福祉専門学校 電気工学科で2年間勉強します。
すぐに配線図がわかるようになり設計もできるようになります。
電気機器・器具の取り扱いや取り付け方に詳しくなります。
電気工具が上手に使えるようになります。
結線・接続ができ完成したときの喜び。この瞬間はかけがえのないものです。
そしてめでたく卒業!卒業と同時に第2種電気工事士として社会の役に立つことができるのです。
(第2種電気工事士=一般住宅・商店など一般用電気工作物の電気工事の作業に従事することができる国家資格。)
よかったらいちど学校においでください。
このような配線の体験実習や様々な電気機器、電気工具などに実際に触れることができます。
◇読売理工医療福祉専門学校:電気工学科
◇読売理工医療福祉専門学校:体験入学
◇読売理工医療福祉専門学校:体験入学や学校見学について