おはようございます台風迫っていますね
「秋」といえば台風ですが、
「秋」といえば「読書の秋」だったりもする訳で
そういう訳で、ビッグサイトに見学会に行ってまいりました
印刷総合機材展
http://www.jgas.jp/jap/index.html
初日で、雨模様だったからか会場内はゆったりしていて、
思ったよりじっくり見学できました。
春日部の地域活性と広告分野で活躍中の勝谷先生と、
書籍の装丁や写真、編集と広い分野で活躍中の門井先生に、
お話を伺いながらの見学です
まず目に入ったのが、
授業でも利用しているモリサワフォントのブースで、
普段使っているフォントの紹介チラシが個性的で、
みんなこれみよがしに貰っていました
もちろん、私もちゃっかり頂いてきました
製本機の開発・販売をしている会社や、
紙加工の会社などたくさんの企業が集まっていて、
本当に1日では回りきれないくらい、充実した展示会でした
その中でも特に印象に残ったのが・・・
ジャ~~ン
これ、NSKのダンボールでできた家具です
素材はスウェーデン生まれのRe-boardという紙素材で、
印刷したものを貼り付けた後、加工して家具にします。
大きなカッティング機でカットして、それを加工して組み立てます。
意外と頑丈で、そのブースのものは総てこの素材でできていました
軽くて丈夫なので、最近ショールームなどで活躍しているそうです
「印刷」と限定してしまうと幅が狭い感じがしますが、
「印刷」したものは、必ず「後加工」を施して製品となります。
例えば、お菓子の箱やティッシュの箱も、
「印刷」したものを金型で切り抜いた後、
折り加工をして糊付けして完成します。
ポスターやポストカードも、
「印刷」した後、断裁して完成します。
後加工には、断裁以外にもこんなのがあります。
これは、写真では判りにくいですが、触るとイグアナの感触が
印刷したものに、凹凸をつけたりするのも後加工の1つです
(こちらは、会場で見本として配布されていたものです)
教科書など、つやつやしていてる表紙も、
つめを引っ掛けたら薄いビニールシートみたいなのが剥がせますよね?
あれは、PP加工といって、
ポリプロピレンの膜を印刷物に貼り付けているのです
そんな、印刷物の色々を見学してきました
遊びに行った訳じゃないよ、楽しくお勉強してきただけだよ
>>見学あり、実習ありの情報システム科ってどんな学科??