介護技術 後期試験終了!!


 明日から冬休み


12月20日(水)は介護技術の実技試験でした。1年間の総まとめです。これがだめなら単位取得できませんっ!留年したら大変だっ!ってことで、試験数日前から学生達は放課後や朝(休日にまで!!)実習室で猛特訓していたようです。


試験は、介護福祉士国家試験の実技試験さながらです。直前に課題を提示され一人づつ試験会場に入室します。時間制限のある中、試験官の目の前ご利用者への介護を実践します。今回は右片麻痺がある方への介護でした。


まず、入室時の服装、身だしなみ、ご利用者に挨拶する時の姿勢、目線、声のかけ方、言葉遣い、表情など、振る舞いの全てがチェックされます。ご利用者の安全性の確保、体調の確認、車いすの座位姿勢を安定した姿勢になって頂く介助、ベッドまでの移動の介助、車いすからベッドまでの移乗の介助、上着を脱いで頂く介助、臥床して安楽な姿勢でお休み頂く介助。ご利用者の日常生活で起こり得る場面を想定し、一連の流れの中で適切な介護が実践できているか、チェックされます。モデルの身体には、緊張している学生の手の震えが伝わってきました~。


ベッドメーキング


体位変換


 


 


 


 


 


 


介護福祉士の仕事は、独りひとりの生活に深く関わり、人生に関わり、命に関わる、責任と誇りある仕事です。「このご利用者の、この状況において、この介助を実践する根拠、意味、理由はなんなのか。」を情報収集し、観察し、アセスメントし、実践する技術の意味を理解していなければ、ご利用者に必要とされる介護サービスの提供につながりません。


介護は、ただなんとなく、見よう見まねでできるものではないのです!!


そのため、介護技術などは厳しく採点します。なので実は・・・今日、再試験の学生もいましたが・・・真剣に頑張っただけあって、みな無事に合格おめでとう!!今日は打ち上げかな??年が明けたら、約4週間の第2段階実習が控えています。が、ひとまず 楽しい X’mas と お正月 を!!