今回は、(株)タイカ(福祉用具のメーカー)からゲストをお迎えし、
特別授業をしていただきました。
タイカさんは、クレーン車を使って高所から生卵を落しても割れないという実験をして、
ハイクオリティ・ゲルマットレスを開発したメーカーとして有名です。
その技術は、床ずれ予防にも沢山活用されています。
演習①摩擦を与えないで(床ずれを作らないように)、
ベッドの中央から端へ身体を移動する介助をする。滑る手袋を使います。
演習②摩擦を与えないでベッドの頭側へ移動介助をする。
スライディングシートを使います。
演習③安楽な寝返り介助。床ずれや拘縮(関節が固まって動かなくなること)を
つくらないためには、緊張を与えずに、リラックスした姿勢をつくりながら、
体の下にかかる圧迫を除去することが大切です。
介護を受ける人の身体に傷をつくらずに、また変形や関節の拘縮をつよめないために、
安全、安楽な姿勢を丁寧に作ることが大切だと学びました。ありがとうございました。