1年生は、校外学習に行ってきました。
昭和のくらしと文化や、戦傷病兵の苦労を学ぶために、
九段下にある昭和館、しょうけい館に行きました。
①昭和館
戦時中の日本の生活の様子が展示されています。
戦時中、成人男性は徴兵検査を受けて、検査に合格した人のうち、
「召集令状(赤紙)」が送られてくると家族に見送られて出兵していったそうです。
昭和19年の徴兵率は70%以上、出兵していった人もご家族も、
いつ命を失うかもしれない、大変つらい時代でした。
当時の服装を再現したものが展示されていました。
着てみると、ごわごわして、兵士の服装は重たく、
当時の様子が少しわかりました。
②しょうけい館
戦傷病兵の苦労がわかるしょうけいかんでは、
体験コーナーで手足の欠損した方に使用してもらうため、
野木大将が研究した作業用義手を再現したものを装着してみました。
どんなサイズにもあって、訓練もなく誰でも使うことができる技手の性能は、
義手の手本となるものとして、現在の研究で見直されているそうです。
とてもためになる学習ができました。