授業の様子 ~入浴~

介護福祉学科2年生、洗髪に続きましてはお風呂でございます!

この日は、男女に分かれて実際に身体を洗ったり洗われたりしました。
水着を着た状態ではあるものの、やっぱり人に身体を見せるというのは抵抗があるんですよね。
「恥ずかしい」とか「寒い」などの経験をすることで、私たち介護福祉士はどんなことに配慮しなければならないのかを学ぶことができたのではないでしょうか。

授業では、家庭用のお風呂や施設にあるような機械のお風呂を使って、実際にはどんな風に介護をするのかを勉強しました。

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家庭用のお風呂で、身体の左(もしくは右)半分にマヒがある人が入浴する場合、どんなことに気をつければいいのかを考えながら・・・


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寝たままの状態で身体を洗ってもらう体験もしました。
洗われている学生さんからは「寒い!お湯かけて!!」と。
うむ。洗うことに必死になっていると、そちらの方に気がまわらなくなってしまうこともあるんですね。
機械のお風呂(右奥のピンク色の機械です)に入ったときには、みんなから「怖い」とか「水が重い」だとか、いろんな感想が聞かれました。


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最後はみんなできれいにお片づけ♪
みんながはいたサンダルもゴシゴシ。

しかしこの日は疲れました!!
1日中サウナの中にいるみたいだったんだもの。
「みんなはさっぱりしていいなぁ」と言ったら、「帰ってすぐお風呂入りたい」と言っている人がいました。
「人に洗ってもらったのでは、なんだかちゃんと洗えてる気がしなくて」ということでした。
もしかしたら、利用者さんたちもこんな思いを抱えているのかも。。。
これも大事な気づきですね。